Stand Women's Ministry
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シェリ・ギャリスン音楽牧師、2度目の東京訪問

シェリ・ギャリスン音楽牧師、2度目の東京訪問

「神様がわたしを日本の東京に導き、ゴスペル音楽を指揮、指導させてくださるなんて思ってもみなかったことです。実際、わたしの人生に主がなさったことについて本当に驚いていますし、これから何をなさるのか、ただ待ち、見出そうとしているだけです。わたしはただ神様のために用いられたい、そしてわたしの人生に持っておられる召しに従順でありたいのです。」

これは、最近のインタビューで、イースタン・スター教会の音楽牧師シェリ・ギャリスンが東京訪問について語った言葉である。多くの読者が知っているとおり、シェリ・ギャリスンは音楽宣教において神が育てた最もパワフルかつダイナミックなワーシップリーダーのひとりだ。彼女は日曜ごとにイースタン・スター教会の会衆を聖霊の臨在へと導き、国内宣教や海外宣教、神の失われている場所へと旅し、神に用いられている。最近シェリは、東京5日間の旅を終えて戻ってきた。STAND ウィメンズ・ミニストリーの女性クワイヤの指揮者、またワークショップリーダーの奉仕があった。

日本の人々が彼女についてどのような印象をもったのか訊ねたとき、シェリは言った。「陽子・ラッカーは、ゴスペル・ミュージック・ワークショップ・オブ・アメリカ(GMWA)のメンバーでもある米国人と結婚した日本人女性です。彼女とご主人は日本の女性たちを連れてGMWAに参加しており、今ではわたしが指揮しているウィメン・オブ・ワーシップクワイヤでも何名か加わり賛美しています。陽子がゴスペル音楽にフォーカスした女性カンファレンスを行うように導かれ、計画を立てる仲間を集めたとき、最初に挙がった指導者候補の名前の中にわたしがあったそうです。GMWAでの働きを知っていたからです。陽子から、日本にきて女性クワイヤの指揮をお願いできないか、という連絡がありました。わたしは頭が真っ白になって・・その招待に祝福を受け、光栄を感じ、身をかがめる思いでした。そして、もちろん、その招きをお受けしました」

シェリとのインタビューはかなり勉強になった。日本の人口の99%は仏教徒であり、2003年5月にもたれた「主の臨在に立つ!ウィメンズ・カンファレンス」は、クリスチャン女性だけに焦点をあてたカンファレンスとしては初めてのものであった。神は5月のカンファレンスに集められた約75名の女性を祝福し、ギャリソン師や他の招待講師の指揮の下、シオンの礼拝や賛美の歌を学んだ。しかし、11月のカンファレンスはノンクリスチャンの女性(ゴスペルファンやゴスペルを歌っている人)にも扉が開かれた。神は信じないがゴスペルミュージックは愛しているという人たちも参加したため、今回のカンファレンスには福音宣教がテーマにあったといえる。

「日本のクリスチャンはゴスペル音楽を宣教の道具として用いています。日本中にゴスペルクワイヤがあり、クリスチャンと同時にノンクリスチャンに向けて活動されています。5月に一緒に働いた女性たちは救われていて活動的なクリスチャンでした。教えた曲はすべて、御言葉を開き、聖句を見つけて何を歌っているのか確認していました。」とギャリソン師は付け加えた。「11月には、わたしの祈り、わたしの講議、わたしの教えること、また神様への賛美がもたらした女性クワイヤの歌を神様が用い、少なくとも参加した3人の女性がキリストに立ち返りました。わたしが日本に着いたときには救われていなかった方たちです。」

驚くなかれ、約60名の女性が参加したが、そのうち英語が堪能な人は6-7名、片言で話せる人が4-5名、約48名はまったく英語の話せない人たちでした。しかし、神様はシェリを用いて英語の曲を8曲、説明をはじめるまでは通訳者なしでクワイヤを指導させた。そう、これらの女性たちは、Oh, How My Soul Loves Jesusや、イースタン・スター教会クワイヤがレコーディングをしたCD‘Lord I Worship’ からRejoice、Emmanuel 等を覚えたのである。シェリは、日本から届いたばかりの11月4日のコンサートのCDをわたしに聴かせてくれたが、日本語のアクセントがあるだけで、まるでイースタンのクワイヤが歌っているようだった。バンドはオリジナルCDと同じ演奏をしていた。聴いて驚いてしまった。

もうひとつ、驚かされたのは神様がシェリに日本語を覚えさせて歌わせたことだ。これが人々の祝福となった。シェリは話してくれた、「彼女たちに言いいました。もしあなたたちが英語で8曲覚えて歌うことができるなら、わたしも1曲、日本語で覚えることができるはず、少し時間はかかっても、って。わたしがその曲を日本語で歌ったとき、神様が彼女たちを祝福したことが分かりました。彼女たちは礼拝をはじめ、手をたたき、涙を流して、信じようとしないことを口にしだしたから。あの日は自分自身も驚きました」と。

シェリは、イエス・キリストへの信仰と従順によって常に迫害されている、これらの救われた女性たちのコミットメントによって真に祝福を受けている。キリスト教が成長しているとはいえ、日本にはキリストを知って礼拝する人口が非常に少ない。ワークショップに参加した女性たちは、信徒も未信者も、ひとことも文句を言わずに5?6時間練習を受けた。「日本に行くたび、わたしは強くなって帰ってきます。人々は一生懸命神を賛美しています。口を開き歌うのです。本当に主を礼拝をしているのです!持てるものすべてで賛美を捧げる姿に心を洗われる思いでした。と同時に、わたしたちには神様を賛美する自由が与えられているのに礼拝していないことが残念に思えてなりませんでした。わたしたちはまるで神様を賛美する理由などないように振る舞っています。わたしたちには彼らが直面しているような迫害もなく賛美できる自由があるのに。」

ギャリソン師はインタビューの会話の中で、イベント・オーガナイザーの陽子・ラッカー、日本人ワーシップリーダーでありクワイヤ指揮者である粟野めぐみの影響について多く語った。「メグは日本で4、5のクワイヤを指揮しています。ご主人はバンドをまとめており素晴らしいミュージシャンたちです。彼女はプレイズ&ワーシップチームを指揮し、持てるものすべてで神を礼拝していました。いつか母教会のクワイヤを日本に連れて行けたらいいですね。そうなれば本当に祝福でしょうね。」

主はシェリ・ギャリソン師の宣教の地境を広げられた。彼女の最後のコメントは、彼女の主にある謙遜な精神を凝縮したものと言えるだろう。「この国にはわたしよりはるかにすぐれた方々や宣教に長けている方もおられます。でも神様はわたしを選んで下さいました。何らかの理由で選んでくださったのでしょうけど、何故かはわたしにも分かりません。でも、神様が呼ばれたのですから、行かなくてはなりません。これからもわたしの人生において神様の御心を行いつづけていきますし、神様が世界の国々に出て行って神の人々に福音を伝える働きをわたしに与えて下さっていることを感謝しています。」