第1回「安心の子育て」
ーありのままでいいんだよー

                             

条件付きでなく受け容れられる⇒安心感⇒喜び・平和 (心が満たされる<自己肯定感>)
これを実体験した人がいます。二千年前にイエス様に会った人、ザアカイです。

希望の源である神が信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように。(ローマ15:13)

ローマ帝国の徴税人として働き、人々に嫌われ無視されていたザアカイ。地位と金で人々を支配していたザアカイは虚しい心、孤独の中にいました。ユダヤの町エリコにイエス様が訪れた時、背が低く群集のためイエス様の姿が見えなかった彼は一目みたいと木にのぼったとき、イエス様にこう言われます。
「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」(ルカ 19:5)
自分がひとりの人間として尊重され、無条件に受け容れられる経験をし、イエス様の本物の愛に出会った!⇒自己肯定感
与えられた絶対的な安心、永遠、平和、喜びによってザアカイは変えられます。そして罪の告白をするのです。

主よ、わたしは財産の半分を貧しい人に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを4倍にして返します。(ルカ19:8)

コロナウォーズの迫り来る今、感染におののいて不安… 自分はなんとしても子どもを守らなくては!! これからどうなるの??? 外に出ておしゃべりもままならず 未来が見えなくて… と思う方々に、今こそ創り主、命を与え希望を与えて下さるイエス様に愛と慈しみに満ちた神さまのことば、聖書にきくことを始めませんか? 

ユダヤの町、エリコでイエス様とザアカイが会うことは神様のご計画です。

今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。(ルカ19:9~10)

ザアカイの回心のその1週間後、イエス様は私たちの罪の為に十字架にかかられます。今年の受難週は7日が入園式、8日が始業式と続きましたが、明くる9日からは感染症対策の臨時休園となりました。そして何よりの喜びと命の満ち溢れるイースターは教会もインターネット礼拝となりました。今は再開を待つ日々です。コロナ渦の中、コロナ時代の子育ては、感染拡大に伴う自宅待機を余儀なくされ「おうちで過ごそう!!Stay home」のかけ声と共に自宅に缶詰の日々。ピンチこそチャンス!自身の子育ての日常を振り返り、心豊かに笑顔を少しでも増やしていきましょう。子どもの笑顔は希望の光です。

あなたがたは神に愛されているこどもです。(エペソ5:1)

命を下さった創り主の神様がどうして私たちをお見捨てになることがありましょうか⁈ 子どものみならず、私たち親も神さまに愛されている神の子ども!!です。人間的に見れば、親としてふさわしくないと思えるときもある私たちを大切な我が子の親としてくださったことに感動を覚えます。

コロナクライシスも逆手にとって、家族の心、一つになりますね。いろんな遊びをみつけてね。

見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことはなんというしあわせ、なんという楽しさであろう。(詩篇133篇)

           

遊びは子どものエネルギーです。お料理作りあそびなどいかがですか?ホットケーキに始まり、たこやき、炊飯器ケーキ!失敗も楽しいものです。次の成長を楽しみに科学実験の芽をはぐくみましょう!

ベタニヤ幼稚園 子育てフォーラム担当 山下千鶴子


※引用  キリスト教保育4月号 より 

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