『聖書』
(詩篇119篇105節、ローマ人への手紙5章8節)
●聖書は人生の「使用説明書」
いろいろな機械を買うと「使用説明書」がついています。高級で複雑な機械ほどそうです。「使用説明書」をよく読んでそれを使うと正しく、その機能を最高に発揮できます。
私たちの人生は機械ではありませんが、なんと複雑で高級なことでしょう。
私たちは自分の生きる目当てを見失ったり、この世の人間関係の中で悩み、どのように生きたらよいのか分からなくなることがあります。また、子どもを育てたりするときに、何を基準にしてしつけをしたらよいか迷ってしまうことがあります。
私たちを創造された神は私たちの人生のために「使用説明書を」与えてくださいました。それが聖書です。
「あなたのみことばは、わたしの足のともし火、私の道の光です。」
(詩篇119編105節)
●聖書は神からのラブ・レター
聖書は無味乾燥な「使用説明書」ではありません。それは神からのラブ・レターでもあるからです。
この世の人生には山あり、谷ありで、私たちは時として人生の希望を見出せなくなることがあります。多くの人々がまことの神を見失って、自分たちが考え出した神々や宗教を頼りにしながら、不安の中に生きています。
しかし、天地の創造主、そして私たちを造られた神様は、私たち人間が神様に対して罪を犯し、神の裁きを恐れるようになったので、神の愛を伝えようとして、ラブレターをくださいました。それが聖書です。ですから、聖書を読むと、希望が与えられ、励ましを受け、嬉しくなります。
●イエス・キリストも神からのラブ・レター
イエス・キリストは聖書の中で「ことば」と表現されています。神を表すお方であるということです。ですから、イエス・キリストを見ると、神のことが、神の愛が分かります。
このラブ・レターは聖書だけではありません。聖書の中心テーマはイエス・キリストですから当然と言えば当然です。神の御子であるイエス・キリストが私たちの罪の身代わりになられることによって、神の愛が証明されました。
「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」
(ローマ人への手紙5章8節)
アブラハム・リンカーンは、「私は聖書をこれまでに神が与えた最上の賜物と信じる。世の救い主から発する一切の良きものは、この書を通して我々に伝えられる」と言っています。聖書を知った多くの人がそのように証言しています。
あなたもごいっしょに聖書を学びませんか。