66 発行 日本伝道者協力会(EFJ) 101-0062千代田区神田駿河台2−1 OCC614 TEL 03-3291-5035
新会長挨拶 福沢 満雄 (日本カルバリークルセード)
OCC大ホールで、故本田弘慈師、羽鳥明師のご指導のもとでEFJが発足して、まもなく20年になろうとしています。長い間、会長の要職にあってご指導下さった本田師が召天され、今年の第19回EFJ総会において、不肖、私が会長として任命されました。顧問の渡辺暢雄師はじめ役員の先生方、会員の方々の愛と祈りご指導を賜りながら、この大任を負わせていただく決意をいたしました。本田師が「霊に燃え、主に仕えよ」と叫び続けて下さった声援を背に受けながら心を一つにして進んで行きたい、と思っています。 今、私の心にある事は、
1、
もう一度EFJ発足時の原点に立って再出発すること。
2、
種々な事情で、関東中心になっているEFJを、もう一度、関西ならびに全国的なEFJの姿に回復する努力をすること。
3、
本来の目的である伝道者の育成、交流、研鑽を活発にすること。 このために、大衆、巡回伝道者と共に、音楽や、その他のおおくの分野で賜物を用いて伝道を志している教職者、信徒、またこれからその道を志そうと祈っている方々にもぜひEFJに加わっていただき、日本宣教という一つの目標を目指して、研鑽の時を持たせていただきたい、と願っています。 また、聖書信仰に立つ人であれば、教団、教派、教理の違いを超えて、誰でもが参加出来、救霊という一点で心合わせて祈り、学び、お互いの徳を高め合い、「キリストにあって一つ」を証しするEFJを、と祈っています。そして将来は、EFJが中心となって「日本伝道者コンファレンス」のような集いが開かれれば、と夢見ています。 「伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。」(テモテ第二 4:5)
今までの反省をバネに、今後の躍進を! EFJ顧問 渡辺暢雄 (日本伝道協力会)
この度、長年にわたり、本田弘慈会長の下で勤めさせていただいたEFJの副会長のポストを離れ、顧問としてお仕えすることになりました。何事でも渦中にあると見えないことが、少し離れることにより、はっきり見えてくるということがよくあります。こうした少し客観的な視点から、今までのEFJの歩みについて反省し、今後の祈りの課題を示されたい、と願っています。 今までの反省点として、発足以来15年程になりますが、いわゆる栄枯盛衰の歩みであったように思われます。盛んといっても、せいぜい総会等に集まる数は50名内外といった程度で、ここ数年、15名から25名程の間を行きつ戻りつしております。以前は本田先生や我々会員の者が「伝道説教」の作り方、語り方等について講習会風の集まりを開いたり、ホームレス伝道や病院伝道の現場の見学をしたりしました。ビジネスマン伝道について語り合ったりもしました。しかし、どうも単発的で、お互いに忙しいこともあってか、一回限りが多かったように思います。それでも、ある程度の成果は上がったように感じます。晩年の本田先生と役員会の折りなどに、直接にお目にかかり、いろいろと深い視線からにじみ出るお話を伺いながら、一同伝道者であることの光栄と喜びを味わったものです。先生の口癖に、「これは俺の遺言と思ってくれ」というのがあり、いつものことながら襟を正して聞かざるを得ませんでした。これも先生の絶妙な話術の一つだったのかも知れません。 将来的には、祈りの中で御霊による幻を与えられ、真の目的意識を持って、主が我らに為さしめようとされることを着実に実行していくことです。聖書信仰、福音信仰に堅く立っているならば、互いの信仰上の主義主張にあまり固執することなく、主にあって一つとなることが、何よりの証しであり、今後のEFJの力となりましょう。
第19回EFJ総会報告 姫井雅夫 (総動員伝道)
去る8月26日から3日間、日本伝道者協力会のリトリートと19回目の総会が伊香保温泉の山陽ホテルで開かれた。参加者は15名。会員の参加は 12名でオブザーバーが3名でした。 2003年度の活動案・予算案の承認がなされた。さらに来年の4月、本田師の召天1周年記念として「主のしもべ本田弘慈師につづけ」(仮)大会をしてはどうかとの提案がなされた。今後、具体化のために役員会で検討していく事になった。
リトリート報告 石島弘憲 (広報) 2002年夏のリトリートは、「主のしもべ本田弘慈に学ぶ」というテーマで、有賀喜一師と三森春生師を講師に迎えて開かれた。有賀師はかつての協力伝道者として、本田師と日本中、そして世界の宣教の働きを共にされた体験から、さまざまな興味深いエピソードを語られ、師の宣教への情熱と、謙遜で配慮に満ちた主のしもべの姿を彷彿とさせる講演をされた。 三森師は、日本のみならず、世界の大衆伝道の歴史を振り返りつつ、「大衆伝道の評価と可能性」と題して講演された。ジョン・ウェスレーからビリー・グラハム、日本の金森通倫から本田師に至るまでの大衆伝道の歴史を年表を用いてわかりやすく説明された。現代においても大衆伝道には可能性と意味があることを語られ、その鍵は祈りにあると結ばれた。お二人の先生方が多忙の中、周到な準備をもってご奉仕されたことを心から感謝します。
本田弘慈師召天1周年記念大会開催予定 「町々村々を巡り歩いて」 2003年4月 11日(金) 日本基督教団 渋谷教会にて 講演 10:30〜12:00 中島秀一師 パネルディスカッション 1:30〜3:30 滝元明師 渡辺暢雄師 岸義紘師 W.ウッド師 講演 3:45〜4:30 福沢満雄師 宣教大会 6:30〜8:30 有賀喜一師 先生に与えられた宣教のスピリットを受け継ぐ者となりましょう! 遠方から参加を希望する方は旅費のご相談を受け付けます。
Fellowship 誌はホームページで見ることができます!! ご利用下さい。 アドレスは www.church.ne.jp/efj/ です。 日本伝道者協力会についてのお問い合わせや、ご入会いただける方の受け付けを行っております。 会費は年額5.000円です。 郵便振替00170−6−64798 日本伝道者協力会 まで。
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