北海道ルーテル学園 深川めぐみ幼稚園

2014年度 幼稚園自己評価

本園の教育目標

その子のありのままを受け止めて − ひとりひとりが輝くために

* 思いやりを持ち、命の尊さを知り、友だちと共に生きる子ども

* 明るく元気に遊ぶ子ども

* 自分でためしたり、考えたりして遊ぶ子ども

* 創造性に富み、集中力のある子ども

子どもの心を大切にし、ひとりひとりを愛する保育をいたします。

ひとりひとりが持っている能力や個性を大切にした保育をいたします。

 

2014年度の振り返りと2015年度に向けて

○2013年度までは、縦割り活動「なかよしクラス」を通して異年齢の子ども同士のかかわりを重視していたが、2014年度はそれをさらに発展させて、子どもたちが自分たちで好きな遊びを好きな場所で好きなだけ遊ぶ日である「はっぴーでぃ」を年数回実施した。子どもたちが、主体的に、かつ協同的に遊びを展開する機会となった。また、保育者にとっても、幼稚園の活動の主体は、子どもたちであることを再確認し、なおかつ、より質の高い遊びのために保育者の準備も大切であることを受け止めることができた。この取り組みを本園の2014年度の保育実践研究のテーマとして、秋の教研ブロック大会の際にポスター発表をし、年度末の北空知・留萌支部の実践研究発表研修会にて文書並びに口頭で発表をした。新年度は、2014年度の反省を生かして、さらなる展開をしたい。

 

○ひとりひとりの子どもを大切にし、寄り添う保育を2014年度も心がけてきた。また、保護者の思いにも少しでも寄り添うことができるように努めてきた。しかし、これは、毎年の反省ではあるが、保育者から見て子どもに心配なことがあった場合や保護者から相談があった際には、その当該家庭と密に連絡を取り合うことがあっても、そうでない家庭には必ずしも十分に連絡することができなかった。きっとどの保護者も、子育てや家庭生活で様々な心配やストレスを抱えていたり、幼稚園に対する要望があったりするであろうから、保育者の側から積極的に声を掛けることを新年度はもっと大切にしたい。

 

○2014年度も例年同様、保護者のみなさまの協力をいただきながら、幼稚園の歩みをしてくることができた。特に、保護者からの要望があったクラス懇談を、年数回各クラスで実施した。この機会を通して、保育者のクラス運営に関する姿勢や思いを実際に直接保護者のみなさまに伝えることができ、また、保護者のみなさまの子育てへの思いを分かち合っていただくことができた。新年度もこの機会を大切にしたい。

 

○各保育者の2014年度の自己評価として、地域とのかかわりが希薄であった反省があげられていた。子どもたちと地域の方々とふれあいの機会をどう設けていくかが新年度の課題である。子どもたちが地域へ出かけていくこと、また、地域の方々が幼稚園にいらしていただくこと、この両方を大切に取り組んでいきたい。祖父母交流に地域の高齢者をお招きしたり、また、保護者先生プチ体験を地域の方々へ枠を広げたりすることなどが考えられるだろうか。中学生の職場体験は、生徒たちが将来幼稚園教諭を志すよいきっかけとなり得ると考えられるため、今後とも積極的に取り入れていきたい。

 

○2014年度は、小学校の参観日に保育者が訪れることはほとんどできず、また、小学校の先生方に幼稚園にいらしていただくこともなかった。新年度は、このことを大切に努めたい。幼稚園の保育者と小学校の教諭が保育や授業を参観し合うことを通して、子どもたちの幼小接続がより円滑に行うことができるよう努力したい。幼稚園を卒園する子どもたちについては、法令に従い、各卒園児の子どもたちの姿を記した指導要録を小学校へ届け、また、年長組の担任が実際に小学校を訪問したり、電話連絡したりして、子どもの様子を小学校の先生方に実際に伝える引き継ぎを実施した。新年度も大切にしたい。

 

○教諭たちが各自自覚を持って働きに臨み、かつ、みんなで協力し助け合い、働きを補い合いながら、子どもたちに寄り添うことができた。このことは新年度も大切にしたい。特に新年度は2名の短大新卒者を採用する。そして、1名のベテラン教諭が育児休業に入る。このため、今までは、新規採用から中堅として育ってきた2名の教諭が、今度は自らリーダーシップをもって、新規採用教諭たちを育てていく立場になることになる。その働きに期待したい。

 

○2013年度末に二人の教諭が退職したことに伴い、2014年度には一名を新規採用した。とてもよい働きをして将来が有望な保育者であったが、家庭の事情で2月にて退職となった。これにより、他の教諭が「あそびばたけ」(預かり保育)を担当するなどして、子どもたちの園生活に支障をきたさないように努めた。このため、そのことは円滑に行うことができたが、その分、教諭の労働時間など負担が増えることとなった。新年度には、既述の通り、2名を新規採用するが、1名が(産前産後休暇ならびに年度末までの)育児休業に入る。このため、2014年度と比較して、正教諭の人数は2増2減となり、本年度と同数になるが、新年度からは満三歳児の受け入れも行うため、教諭の負担が増えることとなる。このため、教職員の労務管理と(心身ともなる)健康管理にも留意したい。

 

○危機管理・危機対応マニュアルに従って、幼稚園の安全管理をした。子どもたちは年三回の防災訓練を実施したほか、教諭たちは警察署員を招いて防犯対策の講習を園内研修として実施した。また園長はアレルギーについて、主任は虐待について講習を受け、そこで学び得た結果を全保育者と共有した。しかし、消防署員を招いての防災講習を実施できなかったので、新年度早々に実施したい。また、子どもの安全を守るために、年度途中より園敷地出入り口にチェーンをして、関係者以外立ち入り禁止の扱いとした。新年度は、登降園の際の子どもたちの顔写真の掲示と取り外しが、きちんとなされるように、日々の保育の中で子どもたちに繰り返し伝えていきたい。

 

○経理的には、経費の支出が膨らんでいることが理事会にて毎年指摘されている。単年度ごとに考えるならば、何とかやりくりできているが、特に近い将来、園舎建築をしなければならない中で、そのための資金がなかなか捻出できない状態である。このため経費支出を減らす努力が必要であるが、しかし、とは言っても、子どもの生活に支障をきたさないように、両面印刷を心がけたり、紙の質を考えたり、電気を節約したりなど、小さなことからできる取り組みをしていきたい。

 

○2015年4月1日より、国の子ども子育て支援新制度が始まる。本園でも、理事会・評議員会・幼稚園運営委員会・職員会議・教会役員会などで新制度について学び、検討と協議を重ねてきた。この結果、2015年度は新制度に移行せず、従来の歩みを続けることとなった。@新制度の幼稚園に移行することの子どもへのメリットが考えられず、認定こども園に移行するための準備ができていないため、A新制度に移行すると保護者の経済的な負担が増えるためである。新年度に園舎を新築して、2016年度から認定こども園への移行も検討したが、園舎建築のための補助金申請がスケジュール的に無理であったため、これも見送ることとなった。今後どの形を決断することが地域の子どもたちと幼稚園の将来にとってよいのか、検討と協議を重ねたい。

 

 

北海道ルーテル学園深川めぐみ幼稚園

2014年度関係者評価委員会

 

201541日 午後1時より2時半 深川めぐみ幼稚園

 

出席者 保護者代表:PTA役員(佐藤様・福田様・松井様・東原様)、地域代表:園歯科医 木村様、

幼稚園より:白井園長・山広主任

 

新規採用職員紹介

 正職員 白鳥佑季教諭・水上愛梨教諭 國學院大学北海道短期大学卒業  パート 安井 瞳 助教諭

(当日は、白鳥教諭は週休日であったため、水上教諭・安井助教諭が挨拶した)

 

2014年度幼稚園自己評価並びに2015年度教育課程・教育計画について

 園長が2014年度幼稚園自己評価をもとに昨年度の振り返りをした。また、園長並びに主任が2015年度教育家庭・教育計画をもとに本年度の本園の保育について、また、年間行事計画について話した。

 

意見交換 (2015年度関係者評価)

@を受け、園長は委員からの意見を求めたところ、以下の意見が出された。

 

○クラス懇談について

 参加者全員が当てられる形で行われたが、フリートークの形にしたほうが話しやすいのではないか。実際、二回目のクラス懇談では、当てられることを考え、欠席する保護者も多かった。たとえば、お弁当を一緒に食べる参観日ならお弁当についてなど、当日の参観に関連する話題をテーマとして自由に語り合う形にして、個人的に子育てに関する相談などがある保護者については、懇談後に保育者にお話しする形がよいだろう。これについては、出された意見を受け止め、検討する旨、園長が回答した。

 

○卒園進級式について

 卒園進級式は、在園児卒園児の保護者が一同に参加する今の形では、施設的に来場者の収容が困難となってきている。実際にホールで参加できない保護者も大勢いた。また、このため、せっかくの卒園式であるのに、卒園児保護者が式に集中できないという事態も生じてきている。祖父母にも声をかけづらい状態だ。このため、卒園式と進級式を分けて実施することはできないだろうか。ぜひ検討していただきたい。これについても、出された意見を受け止め、要望通りできるかは約束できないが、保育者間で検討する旨、園長が回答した。

 

○クリスマス会について

同様に、クリスマス会についても、来場者の収容が困難となっている。会場に来てはいるが、入りきれない保護者が大勢いるため、何らかの対策をしていただきたい。また、会場を幼稚園ではなく、公共のホールなどで行うことはできないのか。これについては、まず幼稚園以外の場所で行うことは、子どもたちが練習と本番の場所が異なることを避けるため、幼稚園としてはそれはしない旨を伝えた後、対策として、たとえばクリスマス会を二日間に分けて、一日目に礼拝とさくら組のお遊戯・聖誕劇を行い、二日目に他のクラスのお遊戯を行うことも考えられるであろうと、園長が話し、2015年度は年間行事計画が決まった後なので、これを今年度から実施することは難しいかもしれないが、今後、保育者間で検討すると回答をした。

 

○参観日以外の日常の様子の参観について

 指定の参観日以外の日に、子どもたちの日常の園生活の様子(特にプールや泥んこ遊び)を参観したいので、何曜日にプールや泥んこ遊びをするなどの予定を教えてほしいとの要望が保護者から出された。これについては、その日の保育で何をするかについては、前日の子どもの様子を見ながら、当日の朝に決めるため、事前に連絡することは難しいので、当日の朝にお電話に問い合わせていただいた上で、おいでいただきたいと、主任は回答した。

 

○幼小連携・幼小接続について

 法令に従い指導要録を送付したり、引き継ぎ会を実施したりしていることについては理解したが、小学校の参観日などの際に一已小学校へ進学した子どもたちが「幼稚園の先生が来てくれた」と話すのを聞いて、他の小学校へ進学した子どもたちが寂しい思いをしていることがあるようである。他の小学校にも行っていただくことはできないか。これについては、園長と主任が以下の通り回答した。まず昨年度は、一已小学校の参観日もほとんど出向けず、同様に他の小学校の参観日も出向けなかった。また、今までも小学校の参観日の案内をくださったり、幼稚園の参観日や行事にもいらしてくださったりする小学校には、その感謝もこめて、幼稚園側からも出向いてきた。しかし、そうでなくても、他の小学校の参観日や行事等に出向くことを、今後、幼稚園として可能な限り心がけたい。

以上