北海道ルーテル学園 深川めぐみ幼稚園

 

本園の教育目標

 その子のありのままを受け止めて − ひとりひとりが輝くために

  *思いやりを持ち、命の尊さを知り、友だちと共に生きる子ども

  *明るく元気に遊ぶ子ども

  *自分でためしたり、考えたりして遊ぶ子ども

  *創造性に富み、集中力のある子ども

子どもの心を大切にし、ひとりひとりを愛する保育をいたします。

ひとりひとりが持っている能力や個性を大切にした保育をいたします。

 

その子のありのままを受け止めて − ひとりひとりが輝くために

 ひとりひとりの子どもは神によって創られ、そのままに尊い存在です。何ができるかできないかとか、おとなの望むように育っているかいないかではなく、その子のありのままの、そのままの姿や育ちを大切にします。ひとりひとりの子どもはありのままに、そのままに輝いていることを受け止めて、子どもに寄り添います。

 

子どもの心を大切にし、ひとりひとりを愛する保育をいたします。

 私たちの幼稚園では、子ども中心の保育を心がけます。保育者の願い、保護者の願いを受け止めつつ、子どもにとって何が一番よいのか、子ども中心の視点で考え、話し合い、幼稚園の生活を考えます。子どもひとりひとりを愛するために、まず保育者自信が神の愛に養われることを大切にし、保育者自信がいただいた神の愛を子どもに分かち合う保育をいたします。また、子どもたちにも神の愛を伝えていきます。

 

ひとりひとりが持っている能力や個性を大切にした保育をいたします。

 神は、ひとりひとりの子どもをそれぞれ違った存在として創造し、養い、生かしてくださっていることを受け止めて、その違いが個性としてより輝くことを目指す保育を大切にします。全体での活動も重んじつつ、個別に子どもが力を発揮できる活動も幼稚園の生活の中に取り入れていきます。ひとりひとりの子どもをよりよい環境で保育するために、必要に応じて特別な支援をいたします。

*思いやりを持ち、命の尊さを知り、友だちと共に生きる子ども

 私たちはひとりで生きているのではなく、他の人とともに生きています。このことは私たちが生きていく上で大切な事実です。幼稚園の集団生活の中で子どもたちがそのことを受け止め、学ぶことができるように心がけます。自然の中で遊んだり、散歩をしたり、畑の作業や落ち葉拾いをしたりするなかで、また、園で飼っている魚の誕生や死に接したりするなどを通して、身近な自然の中でのいのち、自分のいのち、相手のいのちの尊さを受け止めることができるように努めます。

 

*明るく元気に遊ぶ子ども

 子どもの成長にとって心と体の健康はとても大切なことです。ひとりひとり子どもを観察し、寄り添い、子どもの様子をいつも受け止めた保育を行います。もし子どもの心身が健康ではないと感じる場合、幼稚園は保護者や関係機関と相談や連携をして対応します。明るく元気に子どもが育つために極力毎日外遊びや散歩の時間を設けます。

 

*自分でためしたり、考えたりして遊ぶ子ども

 子どもの自主性を重んじる保育を大事にします。子どもたちが自分で遊びを存分楽しみ、試行錯誤する中でいろんな興味関心が芽生え、それが子供にとってよい気づきとなり、また学びへの意欲の芽生えとなることを大事にした保育をします。自分が思うとおりに進められない中で、どうしたらよいのか様々なことを試みて、困難に立ち向かったり忍耐したりする心も育つように、保育者は子どもを見守り、寄り添います。

 

*創造性に富み、集中力のある子ども

 ひとりひとりの遊びの環境が整えられる中で、子ども自身が何かを生み出していく力を培う保育をいたします。また、幼稚園の集団生活の中で、じっくり取り組んだり、保育者や子どもたちの話を聴いたりする中で、集中力を養います。また落ち着いて静かに物事に集中できるためにも、子どもが大きく全身を動かして遊ぶ時間を大切にします。

2015年度 幼稚園自己評価

T 「保育の計画性」について

◎子どもたちが安心して楽しく遊ぶことができるように準備や環境の整備をし、子どもたちを見守ってきたが、同時に、子どもたちにより自発的な遊びを引き出し、さらに共同的な遊びに展開することを、来年度にはより重視していきたい。

◎限られた就労時間の中で、教職員間の打ち合わせを行うことが難しさを感じた。来年度には、工夫が必要と感じる。

◎必要とする園児に個別の支援計画・教育指導計画を作成したが、保護者と幼稚園間で学期ごとの振り返りができず、年度末にのみ実施した。来年度は改善したい。

U 「保育の在り方、幼児への対応」について

◎一人ひとりの子どもと向き合い、その子に合った関わりができるように、また子どもたちの気持ちを受け止めるように、心がけてきた。同時に、日々の忙しさゆえに、子どもの話をじっくりと聞けなかったこともあるのではないかと反省する。

◎満三歳児保育を始めたが、子どもたちが育ちあう姿が見られた。今後もよりよいあり方を模索・検討していきたい。

V 「保育者としての資質と能力」について

◎同僚たちと助け合いながら、一年を働いてくることができた。来年度も大切にしたい。

◎保育者は、子どもの見本であることをいつも心がけてきた。

◎いつも笑顔で過ごすことを心掛けてきた。日常の保育の疲れなど、顔に現れないように、仕事の日も休日も過ごしていきたい。

W 「保護者への対応」について

◎できるだけ保護者に子どもの様子が伝えられるように、心がけてきた。しかし、同時に、家庭への連絡が不足していたこともあるように思う。来年度は、よりこのことを大切にして、全員の保護者と話すことができるように心がけたい。

◎クラス懇談では、幼稚園と家庭との情報を交換することができ、子どもたちの生活の様子をより深く知ることができた。

◎保護者へのあいさつ、言葉遣いなど留意したい。

◎保護者のかかえる様々な思いに寄り添っていきたい。

X 「地域の自然や社会とのかかわり」について

◎散歩など戸外保育の際に、地域に出かけることはしてきたが、頻度が少なかったり、地域の人へのかかわりが希薄であったことを反省する。

◎にこにこや、こっぷいっぱいのじかんなど、地域の子どもたちや保護者たちと、よいふれあいの機会となった。今後とも続けていきたい。

◎園児と共にする礼拝において、自然が神から与えられている恵みであることを知り、また、自然災害の被害にあった人たちのために子どもたちと祈ったりささげたりすることもできた。今後も大切にしたい。

Y 「研修と研究」について

◎例年と比べ、経費の事情もあり、限られた研修にしか参加できなかったが、その分、今まで学んできたことを思い起こしながら、応用させて保育を展開することができた。

◎年長組の交通安全講習が2度行われたが、子どもたちだけでなく、保護者や保育者にとっても、命を守るために具体的な学びとなった。

◎発達障がい、児童虐待、アレルギーなどの研修は良い学びとなった。

◎昨年度からの継続している研究として、はっぴーでぃを実践した。子どもたちの自発的な遊びを大切にした保育の組み立てについて、今後とも絶えず研究していきたい。

◎2016年度は支部の公開保育の担当園である。ありのままの保育を観てもらうことを目標とするが、同時に普段の保育を見つめなおす良い機会としたい。

以上

 

 

 

北海道ルーテル学園深川めぐみ幼稚園

2015年度関係者評価委員会

 

201541日 午後1時より2時半 深川めぐみ幼稚園

 

 

日時 2016年3月23日(水)午後1時30分〜2時45分

場所 深川めぐみ幼稚園さくら組

 

出席者

高本美香さん・小川博美さん・嶋尾真恵さん・堂田紗津希さん(以上、PTA4役)

大谷基子さん・沼田浩さん(以上、教会選出・幼稚園運営委員) 木村喜芳さん(園歯科医) 

白井真樹(園長) 山広薫(主任)

 

(1)本園の教育方針について

本園の教育方針と、その中に含まれている園としての願いについて、園長が別紙を提示し、説明をした。

 

(2)2015年度幼稚園自己評価について

 園長が、別紙に基づいて、「2015年度幼稚園自己評価」について説明した。

 

(3)一年の振り返り

 この一年間の幼稚園の歩みを振り返って、委員から意見が出され、また、それに対する幼稚園からの回答がなされた。内容の主な概要は、以下の通りである。

 

◎懇談会の持ち方について

  委 員より :自己評価や関係者評価で一年の歩みを振り返って、反省点については改善策を考えて具体的な対応をしているか。というのは、昨年度の関係者評価の際に、懇談会の中で、参加した保護者一人ひとりが発言しなければならないことを避けるということであったが、今年もそのような形でなされていた。参加した保護者は発言をしなければならないことに緊張をして、参加を渋るようになったのではないか。それよりも、懇談会を、たとえば泥んこ遊びや雪遊びの服装等、園からのお願いなどを伝え、そのことを巡って保護者同士が情報交換をする機会にしたらどうだろうか。また、個人懇談を「希望」ではなく、「全員」の形にすることはどうか。

  幼稚園より :自己評価・関係者評価については、保育者間で共有をして、改善策を話し合って、実施することにしている。今年度、懇談会の際に、保護者からお話ししていただいたのは、夏・冬休み中の子どもの過ごし方などであり、保護者同士が懇談をするために、割合、話しやすいテーマではないか、と考えて実施した。しかし、新年度はいただいた意見をもとに、よりよい方法を検討し、実施をしたい。また、個人懇談は、「希望」の形で実施している現在でも、保護者の判断で必要とされる方々は今も参加されているため、今のところ「全員」とすることは考えていない。

 

◎おたよりについて

  委 員より :園から持ち帰るおたよりが、内容的に情報が多く、本当に重要な情報を見落してしまうことが少なくない。もう少し必要な情報がよくわかるように、工夫していただけないか。本当ならクラス毎に情報をまとめて発行してくださったほうがわかりやすいが、しかし、それが大変であるならば、たとえば、カレンダーに一覧でその月の動きを記載して、それぞれについてより詳しい内容を、それとは別のページに記載するとか、「楽しい園生活のために」の冊子が、入園時にも、また、毎年、進級時にも配布されるのだから、詳しい説明は《「楽しい園生活のために」の○頁を参照》と記載するなどしたらどうか。

 幼稚園より :現在、園児の保護者には、共働き家庭も多いため、なかなか来園をしたり、園に問い合わせをしたりするのが難しい家庭も多いし、また、園としても園務や子どもたちへの対応のため、十分に問い合わせに答えられないケースも多い。担任も業務が多く、クラス毎のおたよりを発行することも難しい。このため、おてがみを読めさえすれば、すべてのことがわかるように、また問い合わせが来た時もおたよりのどこを参照してくださいと伝えられるように意図して、内容を網羅した詳しいおたよりを作成してきた。しかし、それによって情報が伝わっていないならば、それは、幼稚園の本意ではないため、いただいた意見をもとに、よりよい方法を検討して、改良できるならばしていきたい。

 

◎感染症の情報について

  委 員より :感染症の罹患児の人数が幼稚園の玄関に貼り出されているが、バスで通園している園児の家庭は、その情報を受け取ることができなかった。病院で医師から幼稚園で何か感染症が流行っているか尋ねられても、それに答えることもできない。このため、バス通園児の家庭も、情報を得られる何らかの方法はないだろうか。

  幼稚園より :現在は、園で複数名の罹患している園児並びに保育者がいる場合、園で把握した段階の可能な時間に玄関前に掲示して、その情報をお伝えしている。しかし、実際に来園する一部の保護者にしか伝わっていないということを改善するため、来園者にもバス利用の保護者にも、同じ情報が伝われるように、複数名の罹患者が出た場合、新年度より導入する「モバイルメール」(メール一斉連絡システム)を用いて、感染症の罹患についての情報を伝えることとする。

 

(4)そのほか

 ◎卒園進級式を、今年度、卒園式・進級式と分けて実施したことについて、幼稚園より保護者の委員に感想を求めたところ、卒園式も進級式も、保護者がゆったり見ることができたとの感想が出された。クリスマス会は、一日で午前と午後に分けることを現在検討中である旨、幼稚園から伝えられた。礼拝と祝会を分けて、二日日程で行う可能性についても、話し合われた。

◎新任保育者として、安居瞳(國學院大学北海道短期大学卒業後・専攻科卒業)が紹介された。

◎今年度末の3月31日をもって、白井真樹園長が退任し、4月1日からは、榎本洸理事長が園長を兼務すること、白井園長は新年度からチャプレン(幼稚園付き牧師)/宗教主任を担うことが報告された。なお、学園理事会評議員会での決議が22日であったため、ギリギリまで保護者のみなさまに報告が出来なかったことへのお詫びも述べられた。PTAより、白井園長への感謝のお花が贈呈された。

以上

 

(文責:2015年度園長)