先月、シアトルでの宣教会議(米国にいる日本人に伝道することを目的とした)で奉仕する間、テレビでマーティン・ルーサー・キング牧師を取り上げた番組を観るチャンスがありました。そのキング牧師の公民権運動にも参加したことがあるウォルター・ウィンクが著した
『イエスと非暴力 第三の道』(新教出版社)は、絶対平和主義でもなく、相対平和主義でもない、主イエスの非暴力の姿勢に学ぼうとする力作です。確かな平和を願い、それに向かって歩みたいと考える人に読んでいただきたい書です。
 
 リック・ウォレン著
『人生の目的を探る旅』(パーパス・ドリブン・ジャパン)は、ノンクリスチャンにもわかりやすく書かれた人生の意味と目的を聖書の中に見出すことできるおすすめの本です。
同じ著者による
『人生を変える力』(同)は、神のみことばである聖書の原則を人生、そして、毎日の生活に適用することによって人生が変えられていくことが、実にわかりやすく語られています。
 
 日本のクリスチャン・ミュージック界をリードし続け、ロックやR&B、ゴスペルの世界から今も尊敬されるアーティスト、小坂忠牧師の自伝的エッセイ
『まだ夢の続き』(河出書房新社)が出版されました。小坂忠ファンには見逃せないストーリー満載の、そして、神を信じる者としての証が大胆に語られている、音楽好きにプレゼントするなど伝道にも用いることができる本です。
 
最後は、このコラムでもおなじみのジョン・マクスウェルの最新刊です。
『その他大勢を見方につける25の方法』(祥伝社)は成功するために欠かすことのできない人間関係の法則について、自身の体験やさまざまなエピソードを交えて書かれています。著者の牧師時代の体験も含まれていますので、教会のリーダーたちに一読を心からお勧めできる良書です。