「まつり」
8月13〜15日の三日間「第5回リフレッシュ・パワフル聖会」が岩手県国立岩手山青少年交流の家で開催され、老若男女150名が集いました。そこには、かつて「イエス・キリスト福音の群」で20年間続いた「茨木聖会」を彷彿とさせる雰囲気があり、30年前を思い起こしながら賛美することができました。
当時この聖会に、親の手に引かれて参加していた子供たちが成長して献身の道を選び、拡大宣教学院で学んで牧師となり、今は自分の子供と、導いた信徒の手でこの聖会がリードされているのを見て感動しました。
「日の下には新しいものは一つもない」(伝道者の書1:9)です。
歴史はくり返すものであることを知りました。「茨木聖会」は、群の教会にとっては年に一度の「まつり」でした。そして、この学院も、その「まつり」で培われた信仰の高揚の中で生み出されてのでした。信仰の継承に「まつり」は不可欠なものと言わねばなりません。
さて、拡大宣教学院は2008年5月3日で、献堂から満20周年を迎えます。また、この年は奇しくも学院の創設者であり、イエス・キリスト福音の群の牧会長、永井明先生の牧会開始から50年の節目の年に当たるため、この日を起点とした一年間を「まつり年」と位置付けて、様々な「まつり」を展開することになりました。期間限定のため、これは東北に来ることのできなかった方もこの2008年はきっとどこかで参加の機会があると思います。
これまで支え続けてくださっている後援会員の皆様にこのような形で恵みをお分けできることを嬉しく思います。冒頭に記した聖会、あるいは東北中央教会に、東北に遣わされてくる様々な教派の若い伝道者の家族が訪れ、小さな群が起こしている働きを見て励まされて帰って行かれます。
今、東北の教会に「かくだい効果」が徐々に浸透しています。20年かかりましたが、拡大宣教学院は漸く実りの時を迎えようとしています。どうか続けてお祈りください。
それでは「まつり」でお逢いしましょう!
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