2017年5月21日(日)

「愛に基づく人間関係の構築」

聖書箇所:エペソ人への手紙6章1節~9節 

キリスト教会から始まった「母の日」にちなむお話をさせていただきます。

Ⅰ.父と母に感謝の意を表しませんか
 エペソ人への手紙6章1節~3節には、子どもたちに対する教えがあります。この教えは、「あなたの父と母を敬え」(出20:12、申5:16)との十戒(第五戒)の教えに基づいています。「敬う」は「重い・重んじる(栄光・名誉=派生語)」というのが本来の意味です。旧約の時代において、両親は子どもに対して神の権威を代表する存在でした。家庭で子どもをしつけるのは親の責任であり、親が神を畏れること、神に従うことを子どもたちに教えました。それゆえに、両親に従うことは、神に従うことに結びつきます。両親に従えない子どもは、神にも従えないことは、明らかです。
 あなたは、ご両親に「ありがとう」と感謝の心を表しませんか。本日は「母の日」ですが、母親に対し感謝するとともに、父親に対しても、日頃の勤労に感謝していただきたいと思います。年老いたご両親に対しては、尊敬と配慮を忘れないようにしていただきたいものです。当教会の敬愛する皆様が愛をもって仕えている姿を拝見し、励まされています。

Ⅱ.主の教育と訓戒によって育てる
 「父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。」(エペソ6:4)
 両親は子どもを怒らせてはならないのです。いつも変わらない一定の基準を子どもたちに示さなければなりません。例えば「人をぶったり、人をかんだりしてはいけない」との基準を定めたら、それを守るように教えなければなりません。もし教えられた
ことに違反して、約束を破った場合は、厳しく叱る必要があります。「してはいけない」と、しっかりと教えなければなりません。親の気分で基準を変えたり、一定の基準で叱らなかったりしたら、子どもは戸惑い、いらだちを露わにすることでしょう。父と母が一致した基準で叱らないなら、子どもは父親と母親のどちらに従えばいいのでしょうか。子どもたちは、自分が悪いことをした時には、叱ってもらいたいし、正しいことをした時には、ほめてもらいたいと思っています。両親は子どもと誠実に向き合い、その都度ふさわしい対応が求められるのではないでしょうか。決して子どもを怒らせてはなりません。

【 結 論 】
 夫と妻、父と子、そして主人と奴隷など、あらゆる人間関係において、なくてはならないものは、互いに愛をもって仕えることです。神を愛することが神との平和をもたらすように、人を愛することが人と人の間に平和をもたらします。人と人との間に愛し合う良好な関係が築かれる時、そこには平和と喜びが生まれ、新しい希望と光栄がもたらされます。
愛は人と人とを結びつける大切な賜物であり、なくてはならない存在です。

「あなたの神である主を愛せよ」  (マルコ12:30)
「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」(マルコ12:31)
「わが子よ。あなたの父の訓戒に聞き従え。あなたの母の教えを捨ててはならない。」(箴言1:8) 

     最後に、上記のみことばの教えをお読みし、祈らせていただきます。