2010年12月5日(日)

「メシヤ誕生」

聖書箇所:イザヤ書 9:6-7

Ⅰ.アダムとエバの末裔である人類
「神である主を信じ、主に従うことができない」 という不信仰は、私たちの姿であると聖書は教えています。先週の主日礼拝において、創世記3章からアダムとエバの堕落について教えられました。つまり、彼らは堕落して「死ぬ者」となりました。死を知らず、死なない者たちが、禁じられていた木の実を取って食べ、肉体の死と霊的死を受ける者となりました。アダムとエバの不信仰は全人類の不信仰となり、そのために、全人類は今日も永遠の滅びに向かって歩んでいます。

Ⅱ.不信仰なイスラエル
イスラエルは聖なる国民として選ばれた民族ですが、彼らは主を信じ、主に従うことができませんでした。神である主はイスラエルを愛しておられたので、イスラエルが永遠に滅びるのを喜ばれませんでした。人々は主が遣わされた預言者の語りかけにも、全く耳を傾けませんでした。イスラエルを永遠の滅びから救い出す方法はもうありませんでした。堕落し、不信仰に陥った人々を救う道はどこにもありませんでした。そして、人間が自分の力によって 「主を信じ、主に従うこと」 も全く不可能となりました。

Ⅲ.「メシヤ誕生」の預言
預言者イザヤは 「メシヤ誕生」 を預言しました。自力では主を信じることも、主に立ち返こともできない堕落したイスラエルを救うために、主がメシヤを与えてくださる。イザヤ書9章6-7節をお読みします (聖書個所は省略)。ここには、メシヤは男子としてダビデの家系に生まれ、イスラエルの王として民を治めることが預言されています。救い主は神であり、さばきと正義によって国家に平和をもたらし、民を永遠に治める。しかも「メシヤ誕生」は、人間ではなく、主のご計画であることが強調されています。

Ⅳ.預言の成就
イザヤによって語られた「メシヤ誕生」の預言は、700年後のイエスさまのご降誕によって成就します。救い主イエスは、イスラエルを不信仰から救い出したばかりでなく、全人類を永遠の滅びから救い出しました。イザヤの預言した「メシヤ」が、まさに私たちの信じる救い主イエスなのであります。キリスト者とは「イエスこそ神の御子であり、キリストである」と信じる人々なのです。

Ⅴ.結論
クリスマスの真の目的は「メシヤ誕生」を祝うことではなく、「永遠の滅びから私を救い出してくださったメシヤ」を礼拝することなのです。私たちの周りには、本当の救いを見出すことができず、多くの人々が苦しんでいます。「信じられない、従えない」 という不信仰が打ち砕かれて、イエス・キリストを信じ、従う人々が起されますように。今年のクリスマスには、4名の受洗者と3名の転入会者が与えられました。
豊かな恵みに感謝し、主のご降誕を心から待ち望み、救い主イエスを心から礼拝いたしましょう。