2017年8月13日(日)

「パレスチナアラブとイスラエル」

聖書箇所:創世記17章 1節~8節

Ⅰ.序論  
 1947年11月29日、国連はパレスチナ分割案を承認し、ユダヤ人、アラブ人の2国家をつくるよう決議し、1948年5月14日独立を宣言しました。
一方のパレスチナ・アラブとアラブ人諸国は国連のパレスチナ分割案とイスラエル建国に強く反対しました。 このことは、先住民をその地から追い出し、パレスチナ難民としました。 紀元70年、ローマ軍によってイスラエルは完全に滅ぼされました。流浪の民となった人々は世界各地に散らされ、行く先々で迫害を受けました。
  聖書の預言どおりでした(申命記28:64-66)。 不思議なことに、聖書は神が世界各地からイスラエルの民をもう一度、昔祖国があったパレスチナに連れ戻し、国家をつくることを預言し(エゼキエル36:24、イザヤ11:11-12)、そのとおり実現しました。

Ⅱ.アラブとイスラエルの4回にわたる戦争  
 アラブ人たちが住みついていたパレスチナに第二次世界大戦後、イスラエルの民が大挙して帰って来たのですから、アラブ人たちが激怒したのも無理はありません。 1948年イスラエル建国と共にアラブとの戦争(第一次中東戦争)が始まり、イスラエルが勝利しました。 1956年にエジプトのナセル大統領はイスラエルを経済封鎖するため、スエズ運河の国有化を宣言しました。 それがきっかけでスエズ動乱(第二次中東戦争)が起こりました。 この時もイスラエルの優勢のうちに終わりました。
 1967年には六日戦争(第三次中東戦争)が勃発。 イスラエル一国に対して、エジプトをはじめアラブ諸国は次々と参戦し、中東の全面戦争にまで発展しました。 この時もイスラエル軍の圧倒的勝利に終わりました。 1973年10月にヨム・キプール(大贖罪日)戦争(第四次中東戦争)が始まりました。 この戦争は、アラブ、イスラエル戦争の流れを変える転機となり、米国の介入により停戦しました。

Ⅲ.パレスチナ問題  
 パレスチナ・アラブの人々は、避難すればすぐに戻れると思ったのに、60年以上も難民生活を強いられているのです。 ヨルダン川西岸とガザに隔離され、人権と自由を奪われた人々は様々な迫害と苦難、差別と貧困の中で闘い続けて命がけで闘っています。 イスラエルがパレスチナに執着する理由は、神がイスラエルとの間に結んだ契約に基づいています。 「わたしは、あなたが滞在している地、すなわちカナンの全土を、あなたとあなたの後のあなたの子孫に永遠の所有として与える。 わたしは、彼らの神となる。」(創世記17:8) 
硬直状態の中で、このパレスチナ問題は解決の道を見出していません。さらに、世界の最終戦争がこのパレスチナの地で起きると聖書は預言しています。

【 結 論 】
  パレスチナ・アラブとイスラエルの問題を解決する方法は、両者が互いに罪を赦し合う以外に解決の道はありません。 そして日本が周辺諸国と平和を保つためにも、互いに罪を赦し合う必要があります。(マタイ5:38-48)。
武力をもって殺し合うのではなく、愛をもって互いに助け合い支え合っていくべきではないでしょうか。 世界の平和を祈願しましょう。