2014年11月9日(日)

「もしそうでなくても」

聖書箇所:ダニエル書 3章13-18節

Ⅰ.金の像を拝まなかった少年たち
今からおよそ2600年前、バビロンのネブカデネザル王がユダ王国を攻めた時に、多くの人々を捕えてバビ ロンに連れて行きました。 この人々の中にダニエルと3人の少年たちがいました。
ダニエルはベルテシャツァルと名前を変えられ、ほかの3人もシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴと呼ばれ、ネブカデネザル王に仕えるようになりました。 彼らは容姿や顔立ちは美しく、あらゆる知恵に満ちた賢い少年たちでした。 彼らはまことの神である主だけを信じ礼拝していました。

ある時、ネブカデネザル王は非常に大きな金の像を造り、バビロンの国民たちに命じました。「ラッパが鳴って楽器が演奏された時、すべての民は金の像にひれ伏し、これを拝みなさい。 この命令に従わない者は、だれでも燃えている炉の中に投げ込まれる。」 王の金の像の奉献式に集まっていた群衆は、ラッパの音が鳴り響くと身分の高い者も低い者も、すべての民が金の像の前にひれ伏しました。しかし、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは金の像に頭を下げようとはせず、大胆にも直立不動のままでした。

Ⅱ.もしそうでなくても
密告によりこのことを知った王は、とても腹を立てました。 王の御前に呼び出された 3人は、死も恐れずに次のように言いました。 「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。 王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。 しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。 私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。(17、18節)」 かたくなに金の像を拝まなかった3人は火の燃える炉の中に投げ込まれました。 火によるさばきはネブカデネザル王の偉大さを認めようとしない者への見せしめでした。 しかし、非常な高熱の炉の中に落ちた3人は、縄を解かれて、炉の中を歩いています。 しかも神の天使のような人がもう一人います。 王の呼びかけに応えて炉から出てきた3人は、皮膚は焼けておらず、上着も焦げていず、煙の臭いもしませんでした。 彼らを縛った縄だけが、炎の中で焼けてしまっていました。

Ⅲ.忠実なしもべを救われた主
炉に投げ込まれたにもかかわらず、やけどもなく無傷で炉から出てきたシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを見たネブカデネザル王は、偉大な神をほめたたえて次のように言いました。
「ほむべきかな、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神。神は御使いを送って、王の命令にそむき、自分たちのからだを差し出しても、神に信頼し、自分たちの神のほかはどんな神にも仕えず、また拝まないこのしもべたちを救われた。」(3章28節)その後、王はバビロン州で3人を栄えさせました。

【 結 論 】
私たちを造られたまことの神を信じ、このお方だけを拝みましょう。
主はあなたを愛しておられ、助けてくださるお方です。私たちも主を愛し、主にお従いしましょう。
「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(申命記6:5)