05年10月30日
「確かな人生」
ルツ記 1章15〜22節
モアブの地から故郷ベツレヘムに戻ったナオミは神に
失望し,途方にくれていた。彼女に残されたものといえば,今は
亡き息子の嫁のルツだけである。ルツは義母を愛し,そして義母
が崇拝する神を愛していた。それゆえ異邦人でありながら、イス
ラエルの地に義母とともに向かう決心をした。言い換えればルツ
は,見た目の困難さよりも愛に重きをおいて歩む決意をしたので
あった。神とともに歩むなら,弱さのうちに神の栄光が完全に現
れる。1人の女性の決断はやがて,全人類を救う神の計画へと
つながっていく事になるのだ。