08年10月 5日

「神の安息に入れ」
ヘブル人への手紙 ４章１〜１０節

聖書によると、イスラエルの民たちがエジプトを脱出したときの規模は
徒歩の壮年男子が60万人という。女性や子どもも合わせると200万人
にのぼるとも言う。これはちょうど2008年9月1日現在の栃木県の
推計人口と同じ数だ。栃木県民が全員そろって移動を開始し、
約束の地に行こうということになった時、どういう事態が起こるのだろう。
聖書では、いっしょにエジプトを出て来た民たちのうち、神の約束の
みことばを恐れ信じたたった２人の男子だけが約束の地に入れたと
伝えている。滅びてしまった者もそうでない者も、同じみことばを聞き、
同じ約束をいただいていたにもかかわらずだ。ここに、神を恐れ信じきる
ことの難しさが描かれている。しかし今、神は御一人子であられる
イエス・キリストを信じる者を、誰ひとり滅ぼすことなくご自分の安息
（約束の御国）に入れてくださることを宣言された。
私たちは喜んでその確かな道を進んでいくことができるのだ。

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