2013年 9月 8日
『いのちにまさる恵み』
詩篇 63篇1〜8節
この詩篇の作者が切に求め、渇き望み、慕っているのは神さまなのです。
この人は敵に追われ、水のない砂漠に逃げのびて来ました。
その砂漠の中で、飢え渇き、すっかり疲れていました。
そんな状態の中で、水をあえぎ求めるように、
彼は神さまを求めているのです。
「あなたの恵みは、いのちにもまさるゆえ、私のくちびるは、
あなたを賛美します。」(3節)
普通、旧約聖書では、「神の恵み」と「いのち」とが、比較されることはなく、
神の恵みは、いのちを長らえさせ、繁栄させるものと考えられています。
それがここでは、「いのち」にまさるものとして告白されているのです。
この詩篇の作者は、困難と危険の只中で、主を賛美し、主に祈っている
のです。切に神を求めて祈るとき、苦境の只中にあっても
上を見上げて神さまを賛美し、いのちにまさる神の恵みの
豊かさを深く味わい知るものとされるのです。
私たちはキリストの十字架と復活の恵みにより、
いのちにまさる恵みをよく知らされてます。
何はともあれ、週の初めの日曜日を、主を賛美し、
主に感謝する日として、礼拝に集いましょう。
(S.G)
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