日本福音教会連合の沿革と教義
沿革
本連合は、日本福音教団の中にあって信仰的に協力していくことが困難になったために、それぞれ自主的に離脱した十数教会と信徒たちによって、1971(昭和46)年8月11日に創立総会を行って発足した。
信仰的に言えば、18世紀に英国でジョン・ウエスレーによって始められたメソジスト運動、その信仰の系統から日本において中田重治によるホーリネスの伝道が始められた。日本福音教会連合は、その信仰の流れを汲んでおり、聖書信仰に立って「キリスト者の完全」「清潔の恵み」を強調している。
教会連合という名の通り、各個教会の自主性を尊重し、理事会、地区協議会などの代議制による民主的な宗派形成をしている。同じ信仰に立つ同信同士としての連携を強めている。創立30年を前後して、連合の基礎造りをした世代から、次の世代に静かに移行しつつあり、21世紀を迎えて、新世代による飛躍が期待されている。短期的には、2010年を目指して、現状の問題点、課題を検討し、成長と充実のために各教会でプログラムを作成.実行と前進をはかり結実を期待する。
教義
この連合は旧新約聖書を誤りなき神の言(ことば)とうけ入れ、信仰と生活の基準とし、使徒信条を告白する。しかして父・御子・聖霊の三位一体の神を信じ、キリストの福音(新生・聖化・神癒・再臨)の信仰を告白し宣べ伝える。