週報より

聖書の中には多くのみことばがありますがその中でも有名なことばのひとつに小さなことに忠実はものは大きなことにも忠実であるというものがあります。もっと掘り下げるならば些細なことにも誠実な対応をする人こそ大きなことを任せるにふさわしいということです。なにか評価が得られると分かってそのために一時的に立前を良くするというのはありがちです。しかし結果を得ると態度がコロッと変わってしまう場合が多いのではないでしょうか?これらの違いは損得で行動しているか善意で行動しているか、また自己中心で歩んでいるか他のものを中心として歩んでいるかの違いです。この他のものが神を示すことばとして用いることが出来る方は本当に幸いです。そこには正しい権力があることでしょう。神様はすべての権威を持っておられます。しかしそれを振りかざす暴君のような御方ではありません。聖書の中を見ていくとひとつの裁きのためにどれだけの赦すための機会があり、そして神様の愛と忍耐があるのかを発見することが出来ます。支配するという表現と治めるという表現でどういうニュアンスの違いを感じ取ることが出来るでしょうか?神様の権威は独裁的な支配的権威ではなくキリストの十字架にみられるように赦す権威であり治める権威です。いったい誰が本当の意味で罪を許すことが出来るでしょうか?その権威を持っておられるのは神様だけです。そして私たちは神様によって本当に赦されているということが分かって初めて他人や自分を赦すということがどういうことなのか。どういう変化が起きるのかを知ることが出来ます。赦しとは気分ではなく決断です。信仰によって赦し、赦されるものとなりましょう。

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