週報より

エレミヤはイスラエル民族の歴史で最も暗いと言っても過言ではない暗黒時代を生き抜いた予言者です。おそらく20歳前後で予言者として召されてから約40年に渡る彼の予言者としての人生の中で王が5人代わる代わる現れ、バビロン帝国に破れ国民は捕囚されるという壮絶な時期を彼は予言者として歩みました。その暗黒のような歴史の激流の渦中でまず神様との関係を各個人が回復していくこと新しい契約のことやメシヤ予言など暗闇の中で希望の光となる予言をどんな中でも語ったのです。王が代わり方針が変わる度にエレミヤも時として迫害、投獄を繰り返されるという同族からも敵対視されるような中で力強く神様からのメッセージを語り抜いたのです。その困難の中でも必ず神様が守って下さるという約束をしっかりと信仰の確信に変えてエレミヤは歩みました。状況を見て旗色のいい方に都合良くついていくような、風見鶏のような歩みは決してしませんでした。誰しもがかっこいい、また憧れるような生き方ですが、どれだけの方が実際そのような決断をし、また実行することができるでしょうか?正直ごく少数だと思います。しかし、一時的な世間の流れに振り回されるのではなく、永遠に変わることのない神様の真理にしっかりと根ざして歩むことを私たちは選択するべきです。たかだか数十年をごまかして偽りを持って歩むより、その期間を真実を語る故に賛否両論様々な評価を受けようとも神様とのしっかりとした関係を持っていることのほうが素晴らしいことだからです。人の目はごまかすことが出来ても神様の目は決してごまかすことは出来ません。主に堅く立つ者となりたいですね。

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