週報より~関係の修復~

人間関係において、特に子供の頃はけんかして仲直りすると前よりも仲良くなったりすることは多くあると思います。それはけんかを通してお互いの違いを認識したり、それ以上にそれぞれ自分の思いをぶつけ合うことで理解しあえた結果、それぞれが少しづつ譲り合ったり、尊重し合ったりすることが出来るようになり、居心地のいい関係が出来ているのだと思います。一緒にいてハラハラドキドキする奇想天外な関係ではなく、一緒にいてホッと出来る。そして楽しく感じられる関係がそこにあると思います。大人になっても表面での付き合いではなく、腹を割って話が出来る関係を築く上では形はどうであれお互いの思いをぶつけ合う必要があるでしょう。そういった深く関わっていく関係は途上においてはなかなか大変であったり、ストレスに感じることもあるでしょう。しかしある程度まで関係が強くなっていくとそこには強い信頼関係と喜びがあると思います。歴史上この関係修復において一番犠牲を払い、最高の関係を築き上げることに成功したのはイエス・キリストです。十字架と復活ということを通して神様と私たちの関係を和解と修復の架け橋となって下さったのです。その過程は旧約聖書の歴史からキリストの誕生から十字架に至るまで私たちは聖書から知ることが出来ますが非常な困難と痛みと犠牲があり、それ以上に神様の愛と赦しがあったことを覚えるべきです。私たちはそこまで犠牲を払って人とぶつかった事はおそらくないと思います。神様との関係をまずまっすぐにして、自分の周りの方達との関係もいままでよりも少し深く、理解し、尊重出来る自分になっていきましょう。

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