週報より~罪対恵み~

先入観を一度持つとなかなかイメージはもどりません。ふとしたことで思っていたより○○だったということの繰り返しでイメージの修正を少しづつ私たちはしていきますが一度先入観を持ってしまうとそもそもその人や物事を色眼鏡で見ているのでなかなか本来の姿が分からないものです。そして先入観からいつのまにかそれが事実であるかのように決めつけてしまうこともあるでしょう。先入観を持つ前にしっかりとした情報と事実を確認することが出来ればそういった間違いは犯さないはずです。私たちは自分の弱さや正しくない思いを持ってしまうこと、また罪を犯す可能性のある存在であること、また聖書的にいうならば罪人である存在です。ただそれと共に聖書はキリストの十字架と復活を通して行いではなく信仰による救いの道が備えられていることを明確に教えています。この恵みも正しく知る必要があるでしょう。どこか自分の人生とは接点がないように思ってしまうことがないでしょうか?私自身産まれながらのクリスチャンホームで育ったわけではありません。仏教の家に生まれ、七五三では神社へ行き、新興宗教にも関わったことがあります。多くの日本の方が通るような多宗教と関わる人生を教会に行くまでは経験しました。何が足りなかったかというと正しい神様と救いに必要な情報がなかったのです。キリスト教のことはその存在は知っていました。でもそこにある真理はほとんど知りませんでした。確かに危険なカルトも多い時代ですから情報を的確に切り分けていくことは大切です。しかし怖い情報があるからといってすべての情報を遮断してしまっては必要な事も知らずに過ごしてしまいます。先入観を出来るだけ持たずに的確な視点を持って歩んでいきましょう。

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