週報より~十字架の深み~

~どんなに優れた法律があったとしても、その法律が効力を発揮するのはその国内においてだけという限定的なものです。また年齢によって同じ罪を犯したとしても罰則が異なったり、状況によって結果的に同じことをしたとしても罪に問われないケースもあります。つまり法律や律法の土台にある私たちが幸せに生きることの保証、またそのために必要になる罪に対する罰則というのは絶対的なものではなく限定的に私たちを支配するものであることが分かります。どんなに罪を犯したとしても死人を裁くことは出来ません。しかしどんな失敗をした人であっても生きていればまた立ち上がることが出来ます。キリストを自分の救い主として信じるということはキリストと共に罪に死に、キリストと共に甦るということの象徴として水のバプテスマを受けてクリスチャンとなるのが一般的です。つまり罪の支配から死にキリストと共に歩む=国籍は天にあるということを霊的に意味しています。もちろん私たちが地上での生涯を歩むなかでそれぞれの地域の法律を大切にすることはいうまでもありませんがそれ以上の権威を持つ神様のもとに自分という存在があるという安心感があるのです。法律は時代や政権によって変化します。時として悪い方向へも、しかし神様の統治は素晴らしいものです。神様は私たちを抑圧される方ではなく自由にして下さる方です。恐れによる支配ではなく愛のキャッチボールに基づく関係です。聖書のみことばを通して神様のことをもっと知り、その義、その愛、そして豊かな恵みを実感していきたいですね。

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