失望に終わることのない信仰~週報より~
私たちの社会には約束や契約というものが多く存在します。子供達が遊ぶ約束をするようなものから大きな売買契約、国家間の条約などその幅は本当に広く、それらを守ることによって私たちの社会や生活にある「当たり前にある安心」は与えられていると思います。それを破っていく時にお互いの関係に歪みや誤解が生じ、人間関係の悪化を招きます。どんないい条件の約束ごとでも人間関係において信頼できない人からの約束事や貸し借りにはいい返事は出来ないでしょう。それはその結果約束が破られ、自分が傷ついたり、被害を受けることを避けたいと思うからです。つまりすべての約束や契約は相互の信頼関係に成り立つといえます。聖書では人の赦しとか救いについて非常に多くの箇所を用いて記されていますが、イエス様に信頼するときに失望することがないと私たちに教えています。私たちは今まで多くの人を傷つけたり、また傷つけられたり、人間不信に陥りそうになったこともあるかも知れません。それは自分の当たり前を相手に期待していたり、またそれ以上のことを相手に期待することや、自分である程度の基準を設けて相手に当てはめようとする時にそれが達成出来ない時にストレスを感じたり衝突を起こします。だからといって人を信じないとか期待しないというわけではなく、イエス様に期待する生き方、イエス様を通してその物事をもう一度受け止め直す生き方を私たちが信仰によって選ぶ時にただのマイナスのみという失望だけの結果に終わることはないということです。どんな時も主を見上げて、隠された神様の恵みを探し出す歩みをしていきましょう!