主の備えの不思議~Iコリント2:9

神のなされることは、すべて時にかなって美しいと伝道者の書にあります。そして主の備えてくださるものが不思議と奇蹟に富んでいることを私たちは聖書を通して知ることが出来ます。
 その最も隠されていた奥義は十字架の御業です。悪魔は民を扇動し、十字架にイエス様とつけたことで神様のご計画を完全に妨害したと確信したことでしょう。しかし、イエス様を私たちの罪の身代わりとして十字架での死に渡されることが神様のご計画であり、そして死で終わるのではなく、3日目に復活されたことを通して神様のご計画が明らかにされました。主の山に備えがあるとイサクを献げようとした時に御使いによって止められたアブラハムがすぐに御羊を見つけることが出来たように主は私たちに必要なものを備えてくださることを覚えたいと願います。
 これらの物事を見ると先に備えがあることを明確にされていないということに気がつきます。自分が大丈夫と思える保証がない状態であっても神様が命じられたのならば従う信仰の先に主の不思議な備えがあるのです。
 今のこの時代の中にあって人間的な保証は限界を迎え、希望が持ちにくい状況が様々なかたちで見受けられます。しかし、このような時にこそ主に信頼し、主にあって助け合い、主の備えを期待し、また人々に主の備えを提供していける者とされていきましょう。

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