金沢キリスト福音教会

2019/3/24 羊飼い アモス

「羊飼いアモス」(アモス書7:11-17)
『ヤロブアムは剣で死に、イスラエルはその国から必ず捕らえられて行く。』 アモスは言った。「私は預言者ではなかった。預言者の仲間でもなかった。私は牧者であり、いちじく桑の木を栽培していた。
ところが、主は群れを追っていた私をとり、主は私に仰せられた。
『行って、わたしの民イスラエルに預言せよと。・・イスラエルはその国から必ず捕らえられて行く。』
 ヤロブアムⅡ世の時代に北イスラエル王国は非常に繁栄していました。しかし、偶像崇拝によって神の律法に背いた政治や宗教の為に暴虐と不道徳な罪悪に満ちていました。「わたしはその刑罰を取り消さない。彼らが金と引き換えに正しい者を売り、一足のくつのために貧しい者を売ったからだ。(アモス2:6)「 まことに、イスラエルがわたしに犯したそむきの罪を、わたしが罰する日に、わたしはベテルの祭壇を罰する。 わたしは冬の家と夏の家とを打つ。象牙の家々は滅び、多くの家々は消えうせる。(アモス3:13-15)このような万軍の主なる神に対する背信の罪によって北イスラエルはやがてアッシリヤに捕囚となって滅びることになるのです。しかし、アモスの予言は神の哀れみとイスラエル回復の希望に輝いて悔い改めと神を求めて生きることを励まし続けているのです。「あなたの神に会う備えをせよ。」(アモス4:2)
「わたしは、わたしの民イスラエルの繁栄を元どおりにする。彼らは荒れた町々を建て直して住み、ぶどう畑を作って、そのぶどう酒を飲み、果樹園を作って、その実を食べる。