金沢キリスト福音教会

2019/3/31 神の愛の予言者

神の愛の予言者(ホセア書6:1-3)
「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。 主は二日の後、私たちを生き返らせ、三日目に私たちを立ち上がらせる。私たちは、御前に生きるのだ。 私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。・・・。」                  (ホセア6:1-3 )
 ホセアは苦悩の予言者でした。旧約聖書の中で主なる神は夫、イスラエルは神の妻と呼ばれています。
 麗しく祝福された関係のはずです。
しかし、主がホセアに語り始められたとき、主はホセアに仰せられた。『行って、姦淫の女をめとり、姦淫の子らを引き取れ。この国は主を見捨てて、はなはだしい淫行にふけっているからだ。』(ホセア書1:2)
 ホセアは神様の命令に従いましたが、その妻は夫ホセアを見捨てて姦夫の元に行ってしまいました。それでも尚、主はホセアに命じました。
 主は私に仰せられた。「再び行って、夫に愛されていながら姦通している女を愛せよ。ちょうど、ほかの神々に向かい、干しぶどうの菓子を愛しているイスラエルの人々を主が愛しておられるように。」 (ホセア書3:1)
 預言者ホセアは自ら味わう苦悩によって神様の忍耐と憐み、極みまでの愛を知ることになりました。
「イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。・・・わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。(ホセア書11:8-12)