金沢キリスト福音教会

2019/7/14 火の城壁

「火の城壁」 (ゼカリヤ書2:1-8)
 走って行って、あの若者にこう告げなさい。『エルサレムは、その中の多くの人と家畜のため、城壁のない町とされよう。しかし、わたしが、それを取り巻く火の城壁となる。──主の御告げ──わたしがその中の栄光となる。』
 イスラエルの羊飼いたちは荒野で野宿する時、群れを守る為に周囲に沢山のかがり火を焚いて夜の野獣や外敵を防ぐようにしました。城壁の無い廃墟に神殿を建てることは大変な事でした。そのような時に預言者は帰還したユダヤ人を励ますために主なる神様の完全な守りと助けを伝えたのです。
 再建に対する妨害と不安の中にいた人々は大きな慰めと勇気を与えられて励まされました。
 旧約聖書の中で神に選ばれた民族イスラエルは神の瞳に例えられて愛と守りが約束されています。「主の割り当て分はご自分の民であるから、ヤコブは主の相続地である。 主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。」(申命記32:9,10)
★ 神の祝福、平安の約束 (ゼカリヤ2:10-13)
 戦いと畏れ、不安の続くイスラエルに対する慰めと励まし、「シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。わたしは来てあなたの只中に住む。」
★教会に対する使命と臨在の約束「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。・・見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタ28:19 ,20)