金沢キリスト福音教会

2020/2/23 バベルの塔 

 バベルの塔 (創世記11:1-9)
「主は仰せになった。『彼らがみな、一つの民、一つのことばで、このようなことをし始めたのなら、今や彼らがしようと思うことで、とどめられることはない。 さあ、降りて行って、そこでの彼らのことばを混乱させ、彼らが互いにことばが通じないようにしよう。』 こうして主は人々を、そこから地の全面に散らされたので、彼らはその町を建てるのをやめた。 それゆえ、その町の名はバベルと呼ばれた。」(バベル=混乱)
 洪水の後、ノアとその家族は再び地に増え大きな集団となりました。
創造主なる神から離れた後、最初の強大な権力者、支配者となったのはニムロデです。
その時代に、人々は巨大な塔を建て、唯一の神様ではなく、占星術や偶像崇拝を始めるようになりました。その為、主なる神様は言葉を混乱させ、人々は言語ごとに部族となって地の全面に散らされて行きました。
バベルとは混乱と言う意味です。
 聖なる、創造主の神を捨てた人類は偶像を崇め、心の欲望に走って汚れた者となりました。しかし、人間を神のかたちに似た者として創造された、神様は愛によってご自分の民を救うために御子キリストを人としてこの世に送って下さり、十字架の死と復活によって救いの道を開いて下さいました。 キリストが天に上げられた後、聖霊が降臨されました。 その時、聖霊に満たされた弟子たちは自分の知らない他国の言葉で福音を語ったのです。 (使徒の働き2:1-47)
バベルによって散らされた国々の民をキリストの福音によって救い、神の御国の民とされるのです。