金沢キリスト福音教会

2020/5/17 この上もない喜び

 この上もない喜び(ヤコブの手紙1:2-4)
「 私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。
信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。 その忍耐を完全に働かせなさい。
そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります。」
 「教会に集まって礼拝を守ることが出来ない。」状況が続いています。
これも試練の一つと言えるでしょう。私たちは試練に対してどの様に立ち向かえば良いのでしょうか。
ヤコブは信仰の成長にとって絶好の訓練の時として喜びなさい。と励ましています。旧約聖書のヨブ記には彼の信仰が試されたことが書かれています。
彼は一日の内に財産と全ての子供を失った時に証しをしました。
「私は裸で母の胎を出た。また裸でかしこに帰る。主は与え、主は取られる。主の聖名はほむベキかな。」
又彼は全身悪性の腫物で苦しんだ時、「私達は幸いを神から受けるのだから災いも受けるべきではないか。」と言い、唇によって罪に陥ることはなかったのです。
ヨブが信仰を全うした時、その体は癒され財産は二倍にされ子供たちも新たに与えられました。「主は慈愛に満ち、憐みに富んでおられます。
新約聖書の時代、エルサレム教会は大迫害に会いましたが信者たちは死を恐れず、散らされた地でも宣教して信者を増し加えられ、大迫害者サウロはキリストの光に打たれて悔い改め、「この方こそ神の子です。」とイエスのことを宣べ伝え始めました。