金沢キリスト福音教会

2021/2/21 取税人、マタイ

取税人、マタイ (マタイの福音書9:9-13)
 イエスは舟に乗って湖を渡り、自分の町(ナザレ)に帰られた。
・・ イエスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい。」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。
 この同じ出来事は、マルコ、ルカの福音書にも記載されています。本名はレビ、イエス様が付けられた名前はマタイ(=賜物)です。
彼は取税人でしたがイエス様に「わたしについて来なさい。」と言われるとすぐに職務を離れて立ち上がり、従って行きました。マタイは主に呼ばれる時を待っていた様な感じです。
 その日、マタイは、自分の家でイエス様の為に盛大なもてなしをしました。そこには取税人仲間や、他の人たちも大勢招かれていました。パリサイ人や律法学者達はつぶやいて、「なぜあなたがたは、取税人や、罪人たちと一緒に食事をするのか?」と非難しました。
イエス様が答えました。『わたしが喜びとするのは真実の愛』
★「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。 わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。とはどういう意味か、行って学んで来なさい。
★「 わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです。」(ルカ5:32)
◎ マタイは12使徒の名前を紹介する記事の中で自分が選ばれた過去の職名を謙虚に証ししています。「・・12使徒の名は次のとおりである。まず、ペテロと呼ばれるシモンと・・取税人マタイ、・・」
◎ 取税人レビをマタイ=賜物と呼ばれたイエス様は私達、全員を大切な宝物のように真実な愛を持って愛しておられます。
  「あなたも愛されています。招かれています。」と証ししましょう。