金沢キリスト福音教会

2021/5/16 神の人サムエル

 神の人サムエル (サムエル記Ⅰ、3:19-21)
「 サムエルは成長した。主は彼とともにおられ、彼のことばを一つも地に落とされなかった。 こうして全イスラエルは、ダンからベエル・シェバまで、サムエルが主の預言者に任じられたことを知った。」

◎ サムエルの母、ハンナには、ながく子供が与えられませんでした。
主なる神様はハンナが誓願を立てて祈り求めた時、それに応えて男の子が与えられました。その名をサムエル(神に聞かれる)と名づけました。
 母は幼子が乳離れをしてから、幼子を主のもとに誓願によって神様に捧げました。又、毎年、神に仕える上着を作って届けました。幼子は幕屋のともし火を守る役割を与えられました。 「少年サムエルは主の御前で成長しました。」

◎ 一方、祭司であるエリの子供たちは、主なる神に対して反逆的でした。彼らは主への捧げ物を強奪したり、祭司の勤めを軽んじたのです。
主なる神様は祭司エリとその息子たちをペリシテ人との戦の時に殺されました。「主の御告げ──わたしは、わたしを尊ぶ者を尊ぶ。わたしをさげすむ者は軽んじられる。」 (Ⅰサムエル 2:30 )

◎サムエルの一生の間、主の手がペリシテ人の陣営を防ぎました。
「 サムエルが全焼のいけにえをささげていたとき、ペリシテ人がイスラエルと戦おうとして近づいて来たが、主はその日、ペリシテ人の上に、大きな雷鳴をとどろかせ、彼らをかき乱したので、彼らはイスラエル人に打ち負かされた。 そこでサムエルは一つの石を取り、それをミツパとシェンの間に置き、それにエベン・エゼルという名をつけ、「ここまで主が私たちを助けてくださった」と言った。・・ サムエルは、一生の間、イスラエルをさばいた。 (1サムエル7:10-17)