金沢キリスト福音教会

2021/10/17 口には甘く、腹には苦いもの 

 口には甘く、腹には苦い巻物(黙示録10:7-11)
「私はその小さな巻物を御使いの手から受け取って食べた。口には蜜のように甘かったが、それを食べてしまうと、わたしの腹は苦くなった。
すると私はこう告げられた。「あなたはもう一度、多くの民族、国民、言語、王たちについて予言しなければならない。」
 10章の初めには、「もう一人の強い御使いが、雲に包まれて天から下って来るのを見た。」と書かれています。
ヨハネには御使いの姿がキリストのような権威と栄光に満ちて輝いて見えました。
 その御使いは、右手を天に上げ、万物の造り主、永遠に生きておられる方にかけて誓った。
「もはや時は残されておらず、第七の御使いが吹くラッパの音が響く日に、神の奥義が予言者たちに告げたとおりに実現する。」
 更に、前に天から聞こえた声(ヨハネに呼び掛けたキリスト)が、
「行って、海の上と、地の上に立っている御使いの手にある、開かれた巻物を受け取りなさい。」と言った。
それは、主の語られた福音を指している言葉です。
★ 福音には二つのメッセージがあります。
「神は、実に、その独り子をお与えになったほどのに世を愛された。
それは御子を信じる者が、一人として滅びることことなく永遠のいのちを持つためである。
神が御子を世につかわされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。
☆彡 御子を信じる者は裁かれない。(口には甘い蜜ような、神の恵みです。)
★ 信じない者は既に裁かれている。(腹には苦い、永遠の滅びの宣言です。)神のひとり子の名を信じなかったからである。