おしゃべりコンサート200回 感謝をもって終了


おしゃべりコンサートのご案内

音楽もワインと同じ、いろいろ味わって自分で好みを探していくもの、
まず身近なところへ足を運んでみませんか。
皆様のお越しを心よりお待ちしています。

 

第200回
3月24日(金)11:00~11:45
チェロ:高橋よしの マリンバ:高橋まきの

…………

 

永年みなさまに、楽しんでいただきました川和教会での”おしゃべりコンサート”は、
3月24日の200回をもって終了することになりました。
これまで聴きにいらしてくださった方々、共演してくださった方々に心より感謝します。
また、教会の礼拝堂を快く提供してくださった歴代の牧師先生方、役員の皆様に感謝します。
ありがとうございました。

以下は3/24のプログラムの裏面より

★☆★☆★☆新たな一歩に★☆★★★★

1993年の11月にドイツ留学から帰国し、それなりに仕事も順調にこなしていたものの、自分の学んできた環境と異なる日本での演奏には常に疑問符がついていました。

地方での出前コンサートは、独り身なればこその楽しい時間でした。そんな中、北海道の知人から、チェルノブイリの子供たちの保養支援をしていることを聞きました。チェルノブイリの事故はちょうど留学をした年で、心にとめていた事故でした。北海道でコンサートをするとなると、準備も大変になる…こちらで支援活動の助けができれば…とこの場所で小さないわば“自分勝手なコンサート”をほとんど宣伝もないまま始めたのが1997年6月でした。

毎月、「今月はお客さん来るかな・・・」当日になって心配になることも多かったです(苦笑)。山口で同じようなプログラムを作って演奏活動をしていたフルートの友人から「気楽にやらないと長続きせんよ」と忠告をされた通り、気負わずその時の自分の気持ちを大切に選曲してきました。あるときには自分が癒されているかのように心地よく、またあるときは超真剣に・・・自己満足は百も承知(!)ですが準備をする心構えは今も変わりません。20年近く経ち、初めは3~4分の小品ばかり選んでいたのに、今では30分かかる大曲も聴いていただけるという、なんという幸せな時間になったのでしょう。皆さんの忍耐に、心から感謝します。

始めた年に結婚し、その後娘が生まれ、息子が生まれ、バタバタとした中でも続けてこられたのは、共演者の協力と、家族をはじめ周囲の協力があってのこと、とこれまた感謝の気持ちでいっぱいです。200回の中で数回しかー人でのコンサートはありませんでしたが、1回以上すること自体が奇跡でした。インフルエンザにかかりながら知らずにコンサートを行ったときは本当に感染が心配でしたが、病欠ドタキャンもなくきました。コンサートが中止になったのは、教会で葬儀があったときと、東日本大震災直後予定していたときと2回でした。

ずっと続けていけるような錯覚もしていたのですが、昨年これまでもあった移転の話が現実的となり、あっという間に移転が決定し、思わず終止符が打たれることになりました。礼拝堂とは長い付き合いで、10歳からチェロ始めた頃から練習場所でもあり、家族で引越するまでと、このコンサートの期間で約30年になりました。私は響がない場所で弾<ことが好きではないし苦手ですが、この場所に帰ってこられるから理想の音を追い続けることができたのかもしれません。でも、一旦ここで区切りをつけて、自分の家(殻)から出て外へいくことを決めました。今日は200回で区切りです。これまでみなさんと一緒に積み重ねてきた時間(とき)をほんとうに愛おしく想います。今後に活かしていきたいと切に願っています。場所が変わっても、可能な限り足をお運びいただけますよう、会場提供などの情報、ご協力、期待しております。

~  またお会いしましょう… See you again … Auf Wiedersehen…  ~

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高橋 よしの
10歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科、ドイツ・デトモルト音楽大学卒業。帰国後は、“身軽で気楽にクラシック音楽を”をテーマにコンサートを企画し演奏を行う。96年より、楽器紹介などのお話を交えたサロン形式のコンサートを、北海道をはじめ各地で開催。また、1997年より川和教会で月一回“おしゃべりコンサート”を開始し、2017年3月24日、200回で感謝を持って終了となりました。