本日の講壇(2018.6.24.)
説教題 『神のことば』
■序論
ルカ5章には、シモン(ペテロ)たちが「人間を捕るようになるのです」と直接献身して、伝道者として働くようにイエス様によって導かれたことが記録されています。主の召しに従ったこと、その前に網を下ろしたこと、これらを通して、神のことばへの従いと祝福について何をすることができるでしょうか。
■本論
1、網を洗っていた(1-2節)
ペテロたちは網を洗っていました。後にイエス様に述べているように、その日は全く魚が捕れなかったのです。網を洗っている姿をイエス様は御覧になっていました。そしてその頃、群衆がイエス様に迫ってきていました。
2、深みに漕ぎ出す(3-5節)
陸から少し漕ぎ出したところで群衆に話し終わると、イエス様は深みに漕ぎ出すように言われました。網を下ろしなさい、と。ペテロは夜通し収穫がなかったことを分かった上で、イエス様のことばに従いました。
3、たくさんの魚がはいった(6-8節)
イエス様のことばの通りにすると、おびただしい数の魚が捕れました。それを見たペテロは思わず、「私から離れて下さい」とイエス様に言いました。魚がとれたことへの驚き、感謝のことばではなく、まず、離れて下さい、と言ったことばに、ペテロのイエス様に対する畏れが読み取れます。
4、足元にひれふす(5、8節)
足もとにひれふした、ペテロは「主よ。」(8節)とイエス様に呼びかけました。緒美を下ろす前には、「先生。」(5節)と呼びかけています。ペテロは、この出来事を通して、イエス・キリストが主であることを知りました。
5、イエスに従った(9-11節)
イエス様は、これから人間w捕るようになる、とペテロたちに言いました。これは人々のたましいを神の元に導いてくる、という意味です。ペテロたちは、ここで舟を陸につけて、何もかもすてて、イエス様に従いました。
■結論 これらのことからイエス様はどういう御方か考えてみましょう。ペテロたちに、私たちに、最もわかりやすい形で御自身の力と権威を現わして下さる御方です。そして、その言葉に従うとき、従った者にしかわからない、主の素晴らしさと恵みを教えて下さいます。