ハートフル・メッセージ26:イースターの意味をご存知ですか

 イースターということばを聞いたことがあるでしょうか。少しづつ日本でもデパートやテレビのコマーシャルで目にするようになりました。アメリカやヨーロッパでは、たまごに色を付けて、あちらこちらできれいに飾ってあるのを目にすることができます。日本でも、イースターの日(今年は4月21日)には、教会で特別な礼拝があり、礼拝の後では、イースターパーティーを計画している教会がたくさんあります。また、教会の中も、たまごに色を塗って特別な飾りできれいに、装飾がされます。

 ところで、どうしてイースターの日には、たまごに色を付けて飾るのでしょうか。イースターは教会から始められた特別なお祝いの日です。学校の歴史の時間では、イエス・キリストが十字架に付けられて殺されたことまでは教えられますが、その後の出来事については教えられていません。実は、聖書では、イエス・キリストは死より三日目に復活し、弟子たちにその姿を現わした後、天に昇って行かれたと記されています。それを「復活」と呼びます。それゆえ、以前はイースターを「復活祭」と呼んでいました。イエス・キリストは十字架で殺される前に、弟子たちに、「永遠のいのち」を与えると約束されました。「永遠のいのち」とは、この地上で永遠に生きるということではなく、死んだ後も天国において永遠に生き続けるいのちのことです。

 日本人は仏教の影響で、死んだ者はだれでも「天国」に行くと漠然と信じています。しかし、聖書では、罪ある者は自分の罪の故に神の裁きを受けなければならないと記されています。しかし、また、イエス・キリストを神と信じる者は、イエス・キリストの十字架の死ゆえにすべての罪が赦され、天国に迎えられると記されています。イエス・キリストはご自分のいのちと交換に私たちに「永遠のいのち」を与えるために、十字架に付けられ死んでくださったのです。たまごの中には「いのち」があります。それゆえ、教会では、「永遠のいのちの」象徴として、たまごに色を塗って飾るようになりました。

 小手指アライアンスキリスト教会では、4月21日(日)午前9時15分より子供たちのために公園で、たまご(カプセル)を捜し、お菓子と交換するイベントを計画しています。また、礼拝は午前11時より行われ、食事会の後、楽しいパーティーを計画しています。無料で、どなたでも参加できます。ぜひ一度、教会にお越しください。お待ちしております。