半成人式を迎える子供たちへのメッセージⅤ

公開済み 2月 21, 2016 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜4、良い友達、良い人間関係を作ろう。〜

今回で最終回ですが、最後の題に入る前に先回の補足を少しさせていただきたいと思います。前回は苦労が幸せのベースだということをお話しさせていただきました。ここでいう苦労とは前向きな努力のことであって、病気や迫害、いじめ等の苦しみとは違います。それらの対応についてはここですべてお話しすることはできませんので、ぜひ教会にきてご相談ください。

 

さて、今回の本題に入りますが、以前世界の子供たちに対する「君は幸せですか?」とのアンケートの結果がネットに出ていました。それには、「はい、幸せです。」と答えた子供が多い順に国別にランク付けしてあったのですが、そこに驚くべき結果が出ていました。

それは比較的裕福な先進国といわれる国々の子供たちに「幸せとは思わない。」と答える子供が多いのに比べて、開発途上国といわれる貧しく外見的には幸せに見えない国の子供たちの方が「幸せです。」とたくさん答えていたからです。

不思議に思って、私なりにいろいろ考えを巡らしてみました。例えば、日本の中で都会のような比較的豊かな環境で生活している子供と、少し不便を感じる地方の寒村で暮らす子供たちと、どちらが幸せだと答えられるだろうか。きっと地方の子供たちではないだろうか。

またテレビやゲーム機に囲まれて生活する現代の子供と、私のように5~60年前のそのようなものがない時代の子供たちと、どちらが幸せだって答えるだろうか。きっと昔の子供たちの方が幸せだって答えられたのではないかと思います。

私が小学生の頃は、学校が終わると運動場で目いっぱい遊んでいました。もちろん、おやつとかお小遣いとかはありませんでしたが、グミの実や、桑の実を取って食べていました。そのような時、「君は幸せかい?」って聞かれたら、『うん、幸せだよ。』って答えていたと思います。

それはきっと、貧しい環境で生活している子供の方が家庭においても、学校においても良い人間関係が築けているからではないかと思います。私の小さいころの日本はゲーム・携帯などはなく、外で集まって皆で楽しく遊んでいました。

また、家庭での食事の時など、今のようなおいしいものはありませんでしたが、学校であったことや自分の思ったことなど親や家族にたっぷり聞いてもらえました。どこでも夜は一家団欒、火鉢や暖炉を囲んで話の花が咲きました。

明るい家庭があり、愛し合う家族がいたらそれで十分幸せであり、おいしいものを食べられたり、ゲーム機で遊べたりしなくても十分幸せを感じられるのだと思います。

残念ながら、今は、家族それぞれが忙しくて、まともにお話をする機会がなかなか持てなくなってきています。実際、人は贅沢な生活より、良い交わりを通して、真の幸せを感じていくものだと思います。

私が子供たちにお話ししたいことは、偉くなったり金持ちになることが自分を幸せにするのではなく、互いに理解しあえる良い人間関係を築くことが幸せの第1歩だということです。

偉くなることや金持ちになること自体が悪いことではありません。ただそのために人間関係を壊してしまうなら、真の幸せを感じることはできないということです。

皆さん、お友達と良い関係を築くことが、あなたたちの一生の財産になります。お友達に意地悪やいじめをして人間関係を崩している人は決して幸せな人生を送ることはできません。70歳を前にして、周りにいた人々を振り返ってみてそのことがよくわかります。人には親切に、愛をもって接し、周りの人と良い関係を築けるように心がけましょう。

 

あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。マタイ5:7~9


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