4人病室体験

公開済み 6月 28, 2017 by 管理人 in アドナイ・エレ

〜献身的に働く看護師さんたち〜

入院16日目、個室から4人部屋に代わりました。カーテンで仕切られた4人病室はお見舞いでは様々な所に何度も訪問したことはありましたが、自分が体験するのは初めてです。今までみんながどのような気持ちで過ごしておられたのか、ワクワクしながら入室しました。

さて、私の新しい居住地は廊下からの入り口近くで、看護師さんや患者さんが廊下を通って行き来するのが見える場所です。私の向かいにおられるHさんは、喜入町がマングース騒ぎで問題になったとき、2年かけてわなを仕掛けて回り、撲滅の確認をされたお話をしてくれました。

そして、その時農免道路を走る数10頭のイノシシの群れに遭われたと言われました。イノシシがいることは聞いていましたが、そんなに近くに群れでいるとは驚きでした。Hさんとはよくお話をするのですが、実はこの部屋で普通にお話ができるのは彼だけです。

私の隣の窓側におられるSさんは私と同じで、物が2重に見えるということで、受診されたそうですが、脳梗塞と糖尿病が見つかり入院されています。ほとんど寝たきりで時々リハビリのために看護師さんが車いすに乗せてリハビリ室に連れて行かれます。

70代前半の方ですが、おしめをしておられて排便に介助が必要です。それで排便時は看護師さんを呼んでお願いするようになっているのですが、我慢してあふれさせたり、自分で何とか取ろうとして漏らしたりしています。しかし、入院当初私も同じ境遇だったので彼の気持ちは痛いほどわかります。

また、私の向かいの窓側におられるTさんは80歳代の方ですが、彼は看護師さんたちにとって少し厄介な人で、なかなかいうことを聞いてくれないようです。耳が少し不自由なので看護師さんたちが叫ぶように話されますが、あまり聞こえていない様子です。

彼はトイレ補助が必要で、自分でトイレに行くことはできますが、転倒等の危険防止のため必ず看護師さんを呼んで連れて行ってもらわなければいけません。そして、排尿を彼専用のツボにためて検査に回すようになっています。

しかし、そんなことは気にしないで勝手にトイレに行き、ツボなんか無かったと毎回言っています。そこで、彼のベッドの降り口にセンサー付きに敷物が敷かれ、彼がベッドを降りたときはナースコールが鳴るようになりましたが、彼はその敷物が気になるのか、つえでそれを押し飛ばしてしまおうとします。

彼は痰がからむのか、昼夜を問わずガーゴホッ、ガーゴホッと大きな声を出してそれを出そうとします。耳が不自由なのでどれほどの声が出ているのか本人は気付いていないのでしょう。そして、その出た痰を直接新聞紙を敷いたチリかごに吐くので、看護師さんたちから一度ティッシュにとって捨ててくださいと注意されますが、一向に変わる様子はありません。

そのような私たちのために看護師さんたちは献身的に働いて下さいます。夜中も何度も見回りに来てくれて、おしめを変えたり、トイレに連れて行ったりされています。排尿が寝間着やシーツまであふれていても、夜中に優しく声をかけながら処理をされます。

神様はイエス様が私たちに仕えたように、私たちも互いに仕えあいなさいと言われました。

あなたがたの間では、そうではありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。マタイ20:26~27

イエス様は弟子たちの足を洗い、人に仕えることの模範を示されました。さらに、私たちの救いのためにご自分を十字架にかけて仕えてくださいました。

あなたがたはわたしを先生とも主とも呼んでいます。あなたがたがそう言うのはよい。わたしはそのような者だからです。 それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。ヨハネ13:13~14


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