子供たちからのプレゼント

公開済み 4月 7, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

~あんなおじいちゃんに追い越された~

私たち夫婦の結婚45周年を記念して、子供たちが千葉や横浜に招待してくれました。飛行機チケットも宿泊ホテル、あちらでのスケジュールもすべて手配・計画してくれて私たち夫婦は何も心配することなく、ただ敷かれたレールに乗って子らに従うのみの日々でした。

「老いては子に従え」なんて言われても、「私たちはまだまだ若い」と未だに子を従えてるつもりでしたが、鹿児島空港を出て広い成田空港に着いてからは、どうしたら良いか、どこへ進んだら良いのか、皆目見当がつかず、ただただ素直に子の誘導に従ってついて行くのみでした。

着いた次の日は長男家族といちご狩りということでしたが、私たち夫婦は「寒いのは嫌だからね。そんなに食べられないからもったいないよ。」なんて言って抵抗しました。しかし、「いろいろなイチゴがあって食べ比べもできるし、記念になるから是非」といって連れて行ってくれることになりました。

ようやく着いた入り口に、「入場料金一人1500円」とあり、「そ、そんなにするの?勿体ない」なんて言いながら、この期に及んで帰ることもできず入場しました。「15個食べて1個百円か、ずいぶん高くつきそうだな」なんてケチなことを思いながら、赤く熟した比較的大きな奴をめがけて食べ始めました。

元を取るべく、勢いよく食べ始めましたが、10個も食べると同じ味の連続にもう飽きてきました。これはいちごを摘んで出荷するより儲かるだろうなと勝手なことを思いながら妻の方を見ると、もう食べないで出口の方で待っていました。

しかし、孫たちが喜んで食べる様子を見ているだけで癒され、いちご狩りに来た甲斐があったと納得しました。

あくる日は長男家族と成田空港に行き、そこで水戸から駆け付けた次男と会って食事をし、久しぶりに談笑しました。次男はイギリスとの往復で忙しくしているので、なかなか会う機会がなかったので、よい時を持てて感謝でした。

その後、三男の住む横浜へ長男家族と移動しました。三男の職場を外から見せてもらいましたが、鹿児島では見ることのない26階建ての大きなビルで、その13階が彼の仕事場だと教えてくれました。

いつまでも子供だと思っていましたが、立派に成長し都会で忙しく働いている様子に安心しました。

横浜では街の中にホテルを取ってくれていましたが、人が多くて彼を見失わないようについて行くのがやっとでした。妻がゆっくり歩くので、私たちもゆっくり歩いていると、明らかに私たちより一回りも年上だと思われる人が私たちを追い越して行きました。

私が「あんなおじいちゃんに追い越された。」というと、三男が「いつも僕は、この5倍ぐらいの速さで歩いてるよ。」と言われました。

周りはどこまでも、どこまでも続く商店街で、妻が「こんなにたくさんお店があってよく潰れないね。」と言うと、私が「こんなに人がたくさんいるから成り立つのだろうね。」なんて、お上りさんよろしく会話をしました。

あくる日は三男がホテルまで迎えに来てくれて、礼拝のために彼の所属する教会に連れて行ってくれました。ここも鹿児島では見ることのない大きなビルの教会でした。若い人たちが一杯で活気があって、証の時があり、メッセージも賛美も迫力があって恵まれた時を過ごせました。

息子が都会に出て、しっかり成長できているのは、このような方々に支えられ、守られているからだろうなと思いながら、感謝しました。

この度は息子たちからの愛のプレゼントに心から感謝しつつ、楽しい時を過ごさせて頂きました。

正しい人の父は大いによろこび、知恵ある子を生む者は子のために楽しむ。あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。箴言23:24~25


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