台風への備え

公開済み 8月 11, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

~備えあれば憂いなし~

台風8号が九州方面に向かって接近中との情報に、注意して台風経路をみると、関東地方の南・小笠原諸島から九州に向かって進んで来ていました。私たちが知っている従来の台風の季節別経路にはおよそ当てはまらない変則台風です。

思えば、昨年の台風12号も全く逆の弧を描いて関東から日本列島を逆走し、九州に入って南下して、鹿児島県の屋久島あたりでUターンして再び北上するという見たことのない動きをした台風でした。

私たちが従来経験したものは、6月の台風は太平洋の低緯度の南海上で発生し、西へ進みフィリピンあたりを通過しベトナム方面に向かいました。7月のそれは同じく台湾の東側を通り、中国大陸の東海上を通って朝鮮半島に向かいました。そして、8月の台風になると沖縄方面から奄美大島・屋久島方面を経由し九州に上陸、その後は弧を描くように日本列島を縦断しました。そして、9月台風は太平洋上で発生後北上して四国・関西方面に上陸し関東方面に向かうというものでした。すなわち、私が知っている台風の経路は6月以外、太平洋高気圧に沿って綺麗な放物線を描いて日本列島を通り抜けて行きました。

さて、先日の台風8号の接近に伴い、これまで台風が近づき、風雨が激しくなり始めてから慌ててやっていた強風への備えを、今回は早めにすることにしました。まず、駐車場のカラーコーンが風で他所の家の庭などに飛ばされて行って迷惑をかけないように、風当の弱そうな所に集めて、ロープでぐるぐる巻きにしました。

それから、教会2階の私たちの居住区域の雨戸を閉めて、次に1階の会堂やその他の各部屋の雨戸を閉めて回り、次に裏庭にあるごみ箱やその他の物が飛んでいかないようにし、また教会員がいつも手入れしてくださっている玄関前の植木鉢や牛乳屋さんの入れ物を内に入れ、エアコン室外機のカバーや自転車カバーも外して中に入れて、さあどこからでも来いという体制で安心して休みました。

しかし、台風は予報より少し北の方にそれて、宮崎・大分方面に被害を与えながら熊本から福岡へと抜けていきました。今回の台風は勢力的には強かったのですが小型だったので、私たちの所へはほとんど影響がなく、準備万端しっかり備えていた私としては少し拍子抜けしました。しかし、これが徒労に終わったわけではなく、「備えあれば憂いなし」心配しなくて良かっただけでも、良しとしないといけないと思いました。

思えば、私がまだ屋久島にいて小学生の頃、毎年たくさんの台風が通過していきました。時には強風・豪雨が突然止んで、強い日差しが降り注ぎ上天気になった後、また雨風が激しくなるという台風の目をも体験しました。

我が家は台風の度に、床上浸水、床下浸水を繰り返しました。父と母は台風襲来に備えて荷物を屋根裏に上げ、畳が浸からない様に吊り上げてから避難していました。台風通過後も後片付けで大変だったと思います。

一方、その頃の私は避難所に行くと友達がたくさん避難して来ていて、一緒に遊ぶことができたので台風襲来を歓迎していました。できれば、昼間に来て学校が休みになったらもっと良いとさえ思っていました。

その頃、小学生の低学年だった妻は、福岡で台風情報を聞きながら、お母さんに「また、種子島・屋久島地方だって、この島には誰も住んでいないのかもね。」と話していたそうですが、「まさかそこに住んでいた人と結婚するなんて」と昔を思い出しながら私に話しました。

全てに後悔しないように備えをしておくことは大切です。しかし、人は死んで終わりではありません。私たちの肉体は朽ちても、霊と魂は神の前で裁かれ、天国と地獄が決まります。人生で最も大切な、その備えも怠らないようにしっかり致しましょう。

人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている‥。へブル9:27


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