蝉の生涯から

公開済み 8月 25, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

~命を懸けて子孫を残すセミたち~

毎朝、5時半ごろから徐々にセミの声が聞こえるようになり、8時過ぎることは、すべての物音を抑えるうるさい程の大合唱になります。しかし、これは私が小さいころから聞き続けて来た夏の風物詩です。

以前、セミの生態は土中生活の幼虫時代7年、地上に出てきて成虫として1週間と言われていましたが、今では研究が進んでセミの種類によって地下生活3~17年、成虫で1カ月と言われるようになりました。

セミたちは一つのセミが1日中鳴いていることは少なくて、セミの種類によって、それぞれに時間帯区分があるそうでクマゼミとミンミンゼミは午前中、アブラゼミ、ツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝と夕、ニイニイゼミが1日中ということです。

先日の台風10号の通過時に、この強風の中セミたちはどうしてるんだろうと、ふと心配になりました。例えばクマゼミの場合5~6年くらい土の中で幼虫として過ごし、ようやく地上に出てこられて1カ月ほどの寿命だと云うのに、可哀そうにあの小さな体ではこの強風には持ちこたえられないだろうと心配でたまりません。

台風が過ぎて、翌朝5時半ごろに耳を澄ましてみても、セミたちの声は聞こえてきません。そして、昼になってもセミが鳴く様子はありません。次の日も次の日も、あのうるさいセミたちの声を聞きたくて待っているのですが一向に聞こえてきません。

数日してようやくセミの鳴き声が聞こえるようになりましたが、この鳴いているセミたちは土の中から新しく誕生した他のセミたちなのかなとも思います。また、うるさいセミたちの声もたくさんのセミが同時に鳴いているかと思うと、さっと途切れてまた新たに、ジィージィーとほかの所で鳴き出すので、実際はそれほど多くないセミたちがそれぞれ大声で鳴いているのかもしれないと思いました。

けたたましくそこら中に聞こえるように鳴くセミの声を聴きながら、「雉も鳴かずば撃たれまい。」のことわざを思い出さずにはいられません。セミも短い地上生涯、静かにしていたら鳥などの外的に襲われる頻度が少なくなるであろうに、実際寿命前に鳥などに捕食されるものが多いと言われます。それなのに、危険を冒してどうしてあんなに大きな声で鳴いてるんだろうと思います。

しかし、鳴くのはオスだけで命がけでメスを呼んで、子孫を残そうとしているのです。教会の裏には植えた覚えのない大きなセンダンの木が勝手に数本生えています。セミたちは毎年その木に来て鳴いているようです。たぶんその木の下の土の中で何年分かの幼虫たちが生活しているのでしょう。みな元気に育ってほしいと思います。

朝からうるさいセミたちですが、命を懸けて子孫を残すセミたちの地上生活を応援したい気持ちです。

彼の墓は悪者どもとともに設けられ、彼は富む者とともに葬られた。彼は暴虐を行わず、その口に欺きはなかったが。しかし、彼を砕いて、痛めることは【主】のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、【主】のみこころは彼によって成し遂げられる。イザヤ53:9~10

上の聖句は救い主イエス様が誕生する700年前の預言者イザヤによるものです。やがて救い主が来られ、その方が私たちの身代わりに罪の罰を負い、ご自分のいのちを捨てられることによって、私たちの罪が清算されると預言しており、その通りに救い主は十字架で死んでくださり、天国への道を開いてくださいました。この恵の御業を信じる者はイエス様の子孫・天国人として迎えられるのです。


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