本読みのボランティア

公開済み 12月 8, 2019 by 管理人 in アドナイ・エレ

真の賢者とは?

小学校で本読みのボランティアを10年ほど続けさせていただいています。担当の先生から振り分けられた1年生から6年生まで様々な年齢のクラスに出かけます。大体月1~2回で朝8時20分から20分ほど本の読み聞かせをします。

本読みが終わると、皆さんがボランティア活動の部屋に集まって、本読みの報告を書いて提出します。そこで、皆さんの本読み活動を聞かせていただくのですが、皆さん事前に学校の図書室や支所の図書館等に行って読む本を選び、本読みの前に何度も時間を計って読む練習をして本番に備えておられるようで、その真面目な姿勢に頭が下がります。

私の場合は自分の本や教会員から貸していただいている本をたくさんカバンに入れて持って行って、何冊か子供たちの前に出して、「この本は読んだ?」「これは?」とか、「どの本を読んでもらいたい?」とか言ってその場で決めて読むことも多くあります。

長年やって変な慣れもあり、また毎朝の見守りで顔を合わせる子供たちが多いこともあって、「始める前に今日の日直さんは誰?」「ああ、○○さん?はい号令をかけてください」とか、「○○君そこからちゃんと見える?」とか言うので、登校時に顔を合わせない生徒は「えっ、この人誰?」と怪訝な顔をして見ています。

先日はO・ヘンリー原作の『賢者の贈り物』からの「ジムとデラのおくりもの」の紙芝居を読みました。これは貧しい若い夫婦が相手のことを思いやり、クリスマスプレゼントを交換する感動的なお話です。

妻のデラはプレゼントするお金がないので、自分の大切な自慢の長髪をバッサリ切って、その売れたお金で、夫ジムが大切にしているおじいちゃんから代々受け継がれてきた金時計に合うプラチナの鎖を買ってクリスマスのプレゼントにします。ジムの金時計は彼の一番のお気に入りですが、鎖がなくてちぎれそうな革ひもで吊るしてあるので、このプラチナの鎖こそがジムへの最高の贈り物だと思ったからです。

一方、ジムもデラにクリスマスプレゼントをするお金がありません。そこで、彼の大切にしてきた金時計を売って、デラの大切にしているきれいな長髪に会うべっ甲の櫛を買って帰ります。

しかし、二人は両方のプレゼントともすぐには使えなくなってしまったことを知るのです。しかし、お互いの愛を感じつつクリスマスをお祝いするというお話です。

この「賢者の贈り物」は彼らこそ真の賢者なのだで結ばれています。この紙芝居の解説には、「物質主義的な価値観が支配的になり、心の貧しさ、愛の貧しさが問われています。『そのひとり子を賜ったほど、この世を愛してくださった』(ヨハネ3:16)神の愛にこたえ合っていく中で、真実の愛によって結び合わされ、共に生かされていくことの大切さを、子供たちに語りかけて行きましょう。」とありました。

真の賢者とは相手を生かすために喜んで自分を犠牲にできる愛を持つ者ではないかとの語りかけを聞いてほしいと思います。神様は私たちの救いのためにご自分の独り子を犠牲にしてくださいました。イエス様はそのためにこの世に人となって生まれてくださいました。それがクリスマスの出来事です。

神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。Ⅰヨハネ4:9~11


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