妻の入院

公開済み 1月 19, 2020 by 管理人 in アドナイ・エレ

~主に感謝、すべてに感謝~

昨年10月に妻が「どうも、しこりがあるみたい。」と乳房の異変に気付きました。それを聞いて、私は早く病院に連絡しようと焦りましたが、夜だったのですでにどこも開いていません。そこで、ネットで予約できる産婦人科の病院を見つけて、明日受信できるように予約を入れました。しかし、妻が明くる日電話すると「当院では乳がん検診はやっていません」と断られてしまいました。

そこで、妻が乳がん検診を受けられる病院を探して電話したら、10月はピンクリボン月間で、乳がん検診の予約が一杯で、検診は11月になりますとのことでした。それで、しようがないので11月に予約しました。私としてはそんなに待っていて大丈夫なのかと多少心配になりましたが、検診ができないことにはしょうがありません。

11月に検診に行って、マンモグラフィと超音波検査等を受けました。しばらくして検査結果を伺うと、やはり癌でしたとのこと。そこで、これからの手術に向けての検査等の予定が組まれました。検査自体も患者さんが多いので12月に入ってからになりした。

手術に耐えうるかの様々な検査が行われ、手術日程が決まったのは1月でした。患者さんが多いのはわかりますが、こんなに待たされて癌はその間に進行しないのかしらと不安になりましたが、病院はそこらのことを分かっているだろうから大丈夫だと思うようにしました。

1月に入ってから妻は私が食事に困らないようにとたくさんの料理を作りためて冷蔵庫に並べ入れました。そして第2週、やっと入院の順番が回ってきました。私達は入院の支度をして病院に向かいました。妻は本当に病人かしらと思うほど元気でした。

そして、いよいよ手術当日、手術室に向かう前に「ああ、華岡青洲さんに感謝だね~。彼の研究のお陰で全身麻酔ができるようになり、眠っている間に手術を終えることができるのだから。また、その奥さんとお母さんにも感謝だね~。最初は猫で麻酔実験していたのに、二人が人体実験台になってくれたから。」と言いました。

手術に向かうと妻だけでなく5~6人の患者さんが同じ手術着に着替えて待っていました。今日はこれだけの人が手術を受けられるということでした。私は院内用の携帯を渡されて部屋で手術が終わるのを待つように言われました。手術が終わったら携帯が鳴りますから、ここを押して話してくださいと言われてそれを目の前においてじっと見つめておりました。

ドキドキしつつ待っていると、ベルが鳴りました。慌てて取り上げると、「手術が終わりました。手術室への特別のエレベーターで降りてきてください。」と言われ急いで手術室の前まで行きました。

すると、執刀医の先生が出てこられて、「手術は無事成功しました。」これこれこういう部分を切除しました。今後、こういうことが起こる可能性がありますが、たぶん大丈夫だと思います等お互いに立ったままで説明されて、またすぐ手術室に戻って行かれました。先生もお忙しいのだなと思いました。

後で、華岡青洲について調べると、彼は世界で最初に全身麻酔を成功させた医者であること。彼は、動物実験を重ねて、麻酔薬の完成直前までこぎつけたが、人体実験を目前にして行き詰まります。その時、実母と妻が実験台になることを申し出て、実験で母は死に、妻は失明してしまいます。しかし、ついに1804年60歳の女性に全身麻酔して乳がん手術に成功しました。

ああ~、私も華岡青洲に感謝です。多くの人の並々ならぬ努力と大きな犠牲によって私たちの今があることを痛感しました。

いつも喜んでいなさい。・・・すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。Ⅰテサ 5:16、18


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