今日のできごと


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2016/9/13(火)


 道を歩いていると、アメリカザリガニがいました。


 近づくと、こちらに向かってはさみを広げて威嚇してきました。


 少し近づくと、あまりにもはさみを上げすぎたためか
 ザリガニは、後ろにひっくり返ってしまいました。
 何とか起き上がろうと、必死にもがいていました。


 いかにはさみを振り広げようが、
 ザリガニは、人間には勝てません。
 振り広げすぎると、自分でひっくり返ってしまうのです。

 ヒゼキヤ王の時代、アッシリアがユダに攻めてきました。

 アッシリアの王は、ラキシュからタルタン、
 ラブ・サリスおよびラブ・シャケを大軍と共に
 ヒゼキヤ王のいるエルサレムに遣わした。

 彼らはエルサレムに上って来た。
 彼らは上って来て、布さらしの野に至る大通りに沿って
 上の貯水池から来る水路の傍らに立ち止まった。
 列王記下 18章17節

 その時、ラブ・シャケは大声で叫んで言いました。
 「大王アッシリアの王の言葉を聞け。...
  ヒゼキヤの言うことを聞くな。
  彼は、主は我々を救い出してくださる、
  と言って、お前たちを惑わしているのだ。(18:32抜粋)
  ...
  国々のすべての神々のうち、
  どの神が自分の国をわたしの手から救い出したか。
  それでも主はエルサレムをわたしの手から
  救い出すと言うのか。」(18:35)

 どうなったでしょうか?
 ヒゼキヤが、預言者イザヤのもとに家臣たちを遣わすと
 イザヤから、こう告げられます。

 イザヤは言った。
 「あなたたちの主君にこう言いなさい。
  『主なる神はこう言われる。

  あなたは、アッシリアの王の従者たちが
  わたしを冒涜する言葉を聞いても、恐れてはならない。

  見よ、わたしは彼の中に霊を送り、
  彼がうわさを聞いて自分の地に引き返すようにする。
  彼はその地で剣にかけられて倒される。』
  」列王記下 19章6~7節

 そして、その通りになりました。
 アッシリアの王が、エルサレムに入ることはなく、
 逆にアッシリアの軍勢はみ使いによって滅ぼされ、

 アッシリアの王センナケリブも、
 ニスロク神殿で礼拝している時に、
 アドラメレクとサルエツェルに殺されてしまいました。

 主なる神を冒とくし、神に対して暴言を吐き、
 ユダの国を力づくで攻め取ろうとした、アッシリアでしたが
 逆に、軍勢が滅ぼされることになってしまいました。

 神を冒涜することが、自分自身を滅ぼすことになったのです。
 神に向かって戦いを挑んでも、それは人間に対して
 はさみを広げたザリガニのようなものなのです。

 神の方がはるかに偉大で、力があるのです。
 愛と正義の神は、悪に対しては厳しく対処されます。
 悪は決して、正義の神に勝つことはできないのです。

 【今日の聖書】
 お前は誰をののしり、侮ったのか。
 誰に向かって大声をあげ
 高慢な目つきをしたのか。
 イスラエルの聖なる方に向かってではなかったか。
 列王記下 19章22節


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