父親はバアル礼拝者
ギデオンは、神に選ばれた勇士でしたが、
その父親が立派な信仰者だったからでは、ありませんでした。
ギデオンの召命は、父親の信仰とは、全く関係ありませんでした。
なぜなら、ギデオンの父はバアルの祭壇の所有者だったからです。
神を礼拝するべきところを、全く正反対の偶像バアルを礼拝していたのです。
神は、偶像崇拝者の息子を召して、勇者として用いられたのです。
自分の家系はこうだからとか、自分の親はこうだからという理由付けは
実はできないのです。親がどうであろうと、家族がどうであろうと、
主に召され用いられるかどうかは、本人の問題なのです。
【今日の聖書】
その夜、主はギデオンに言われた。
「あなたの父の若い雄牛一頭、
すなわち七歳になる第二の若い牛を連れ出し、
あなたの父のものであるバアルの祭壇を壊し、
その傍らのアシェラ像を切り倒せ。
士師記 6章25節
※
今月18日から旧暦の神在月です