今日のできごと


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2017/7/17(月)



海の日

 今日は海の日です。
 海はヘブライ語では、「ヤム」と言います。
 

 この言葉はもう一つ、「西」という意味も持ちます。
 イスラエルの東はヨルダン川ですが、西側は地中海だからです。
 イスラエルの住民にとって、西は海なのです。海は西にあります。

 日本では、西だけでなく四方八方みんな海です。
 松江市では、美保関に行けば、西以外みんな海です。
 イスラエルと逆になります。

 同じ松江市でも、多古鼻に行けば、南以外みんな海です。
 北に突き出ているからです。
 加賀の潜戸に行けば、東南の方向以外ぐるりと海です。

 出雲市の日御碕に行けば、東以外みんな海です。
 隠岐の島に行けば、島ですから、四方八方みんな海になります。
 全体的に隠岐を除く島根県は、海の方向は北西ということになるでしょうか。

 隠岐を除けば、島根県で共通しているのは、南が山ということです。
 島根県の南は山間部となります。
 南に行けば行くほど、山が険しくなり、トンネルも多くなります。

 一方、ギリシア語で海は、下記の言葉です。

 
 この言葉には、西という意味はありません。
 陸に対しての「海」という意味になります。

 日本語の場合も、同様に「海」という言葉に西という意味はありませんが、
 日本語の場合、「雲海」とか「樹海」などのように
 広く広がっているものも、海という言い方をします。

 このように同じ「海」という言葉でも、ヘブライ語、ギリシア語、日本語では
 言語によって意味合いが、若干違ってくるのです。
 けれども、海の日の「海」は、単純に「海」のことですので、

 上記のすべての言葉に訳せることになります。
 そしてその「海」は、もちろん神が創造されたものであって、
 そのことは、創世記にはっきりと記されています。

 【今日の聖書】
 神は乾いた所を地と呼び、
 水の集まった所を海と呼ばれた。
 神はこれを見て、良しとされた。
 創世記 1章10節


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