今日のできごと


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2018/6/14(木)



ヨナの宣教でニネベの町全体が変わった

 ヨナと言えば、魚に飲み込まれた預言者として有名ですが
 ヨナが遣わされた町ニネベは、元々ひどい町だったようです。
 神がヨナを遣わすときに、ニネベについてこう言っておられます。

 「さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。
  彼らの悪はわたしの前に届いている。」
 ヨナ書 1章2節

 ところがヨナの宣教によって、一人二人ではなく、
 王をはじめとして、町中の人々が悔い改めています。
 町全体が、変えられています。

 このことがニネベの王に伝えられると、
 王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、
 粗布をまとって灰の上に座し、
 王と大臣たちの名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。

 「人も家畜も、牛、羊に至るまで、
  何一つ食物を口にしてはならない。
  食べることも、水を飲むことも禁ずる。
  人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。
  おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。
  そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、
  我々は滅びを免れるかもしれない。」

 ヨナ書 3章6〜9節

 悪に染まった町全体を変えるために、
 ヨナがたった一人遣わされましたが、
 ヨナひとりによって、町全体が変えられたのです。

 【今日の聖書】
 ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、
 そして言った。「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」
 すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、
 身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
 ヨナ書 3章4〜5節


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