今日のできごと


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2019/10/12(土)

 

失望の只中に来られるイエス

 7人の男たちが、夜通し湖上で漁をして
 一匹も摂れずに夜が明け、失望落胆の只中にいたその時
 その湖の岸辺に、イエスが立っておられたのです。

 失望の真只中にいた時に、そこにイエスはおられたのです。
 イエスは失望のすべてをご存知で、失望のすべてをご覧になっておられ
 その失望の中に、やって来て下さったのです。

 そして、それからがすごかったのです。

 イエスは言われた。
 「舟の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」
 そこで、網を打ってみると、魚があまり多くて、
 もはや網を引き上げることができなかった。
 ヨハネによる福音書 21章6節

 もはや網を引き上げることができないほどの、大漁だったのです。
 通常は153匹もの大きな魚が、一度に獲れるという想定はしておらず
 想定外の大漁で、舟に魚をあげられなかったわけです。

 イエスがおられるということは、すごいことが起きるということです。
 人にはできないことも、神にはできるからです。
 失望落胆のその時、イエスはそこにおられるのです。

 自分の罪深さに絶望していても、イエスの十字架の血潮で
 見事にゆるされるのです。自分で自分をゆるせなくても、ゆるされるのです。
 人生の短さを嘆いていても、イエスによって永遠の命があたえられるのです。

 大丈夫です。イエスが共におられるなら何が起きても、大丈夫なのです。
 仕事がうまくいかなくても、家庭がうまくいかなくても
 失望落胆、絶望的状況、すべてひっくり返るのです。

 十字架の死は、復活によって大いなる喜びにひっくり返っているのです。
 不漁が大漁にひっくり返ったように、
 主は私たちの失望落胆を、希望と喜びにひっくり返されるのです。

 【今日の聖書】
 既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられた。
 だが、弟子たちは、それがイエスだとは分からなかった。
 ヨハネによる福音書 21章4節


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