破れ口
網戸が破けているのを知らずに、窓を開けて
網戸にしていたら、どうなるでしょうか？
その敗れた穴から、虫が入ってきてしまいます。
たとえば、蚊がどんどん入ってきてしまい
部屋の中を、飛び回ってしまいます。
その結果、蚊に刺されかゆい思いをしなければならなくなります。
蚊だけではなく、ハエが入ってくる場合もあります。
せっかく作った料理に、ハエがたかったら食べる気になりません。
蟻が行列をなして入ってきたら、これは退治するのに一苦労です。
また、スズメバチなどが入ってきたら、これは一大事です。
赤ちゃんがいて、もし刺されでもしたら、大変なことになります。
命の危険もあります。
破れ口は、ふさがなければなりません。
霊的な破れ口も同じです。
この地を滅ぼすことがないように、
わたしは、わが前に石垣を築き、
石垣の破れ口に立つ者を彼らの中から探し求めたが、
見いだすことができなかった。
エゼキエル書 ２２章３０節
エゼキエルの時代、霊的な破れ口に立って
神の前にとりなし祈る者が、皆無だったことを
神は嘆いておられます。
結局最終的に、民は霊的な破れ口をそのままにしてしまった結果
そのままで、捕囚になってしまうのです。
霊的な破れ口をふさぐために、祈る人が必要だったのです。
【今日の聖書】
お前たちは、主の日の戦いに耐えるために、
城壁の破れ口に上ろうとせず、
イスラエルの家を守る石垣を築こうともしない。
エゼキエル書 １３章５節
