今日のできごと


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2020/8/19(水)

 
京橋

以前と今

 フィレモンにとってオネシモは、以前は役に立たない者でしたが
 パウロがフィレモンに手紙を送った時には、役立つ者へと変えられていました。
 人は神によって変えられるということを、ここから教えられます。

 オネシモは、パウロの元でイエス・キリストを信じる人へと変えられました。

 監禁中にもうけたわたしの子オネシモのことで、
 頼みがあるのです。
 フィレモンへの手紙 1章10節

 パウロはオネシモのことを、
 「監禁中にもうけたわたしの子オネシモ」と、言っています。
 何とパウロが監禁中に伝道をして救われたのが、オネシモなのです。

 監禁中だろうと、どこであろうと、
 パウロが熱心に伝道していたことが、ここから伝わってきます。
 そしてその結果救われたオネシモは、大きく変えられることになるのです。

 フィレモンにとっては、オネシモは、以前は役に立たない者
 何らかの損害を与えて、そこから逃げていた者でしたが
 パウロが手紙を送った時には、180度変わって、

 奴隷と主人という関係から、主にある兄弟となって
 信仰を共にする、仲間になっていたのです。
 共に、神の家族の一員となっていたわけです。

 フィレモンは、以前のことばかりに目を向けていてはならなかったのです。
 新しく変えられた、オネシモを見る必要があったのです。
 古いかつての損害を与えていた頃のオネシモの姿を、忘れる必要があったのです。

 【今日の聖書】
 彼は、以前はあなたにとって役に立たない者でしたが、
 今は、あなたにもわたしにも役立つ者となっています。
 フィレモンへの手紙 1章11節


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