ヤコブに対するイサクの祝福
ヤコブは目が見えにくくなった父イサクに対して、
自分はエサウだと嘘を言い、父の祝福を得ようとします。
ヤコブが父イサクに近寄ると、イサクは彼に触りながら言った。
「声はヤコブの声だが、腕はエサウの腕だ。」
イサクは、ヤコブの腕が兄エサウの腕のように毛深くなっていたので、
見破ることができなかった。
そこで、彼は祝福しようとして、言った。
「お前は本当にわたしの子エサウなのだな。」
ヤコブは、「もちろんです」と答えた。
創世記 27章22〜24節
それがヤコブだと見破ることができなかったイサクは
エサウと間違えて、ヤコブを祝福しています。
@神が天の露と地の産み出す豊かなもの穀物とぶどう酒を
お前に与えてくださるように。
A多くの民がお前に仕え、多くの国民がお前にひれ伏す。
Bお前は兄弟たちの主人となり、母の子らもお前にひれ伏す。
Cお前を呪う者は呪われ、お前を祝福する者は祝福されるように。
このような祝福を、ヤコブは父イサクから受け取ってしまうのです。
【今日の聖書】
どうか、神が
天の露と地の産み出す豊かなもの
穀物とぶどう酒を
お前に与えてくださるように。
多くの民がお前に仕え
多くの国民がお前にひれ伏す。
お前は兄弟たちの主人となり
母の子らもお前にひれ伏す。
お前を呪う者は呪われ
お前を祝福する者は
祝福されるように。」
創世記 27章28〜29節