今日のできごと


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2022/7/1(金)

 

「内なる人」は日々新たにされる

 身体は子供から大人になるまでは、成長していきます。
 大人になると今度は、老化へと向かいます。
 20代よりも50代以上の方が、機敏さもなくなり力も弱くなります。

 50代になって、バスケットの試合にフル出場することは
 とてもできなくなります。持久力が続かないのです。
 短時間の間、コートを走り回ることはできるかもしれません。

 ドリブルやパスやシュートも、普通にできるかもしれません。
 けれども体力が衰えるので、長時間続けることができなくなります。
 ここでパスをもらって、一旦フェイントをかけてディフェンスを抜いて、

 ここからシュートを打ってやろうというような、頭の中の意識は同じでも、
 意識通りに体を動かすことが、できなくなるのです。
 そのような具合に、年と共に体は衰えていきます。

 年と共に体が衰えるばかりだと、私たちは落胆するのでしょうか?
 パウロは語ります、「だから、わたしたちは落胆しません。
 たとえわたしたちの『外なる人』は衰えていくとしても、

 わたしたちの『内なる人』は日々新たにされていきます。」
 こう語っているのです。
 肉体は衰えたとしても、内なる人が日々新たにされるのだというのです。

 私たちにとって大切なのは、外側の身体よりも内側の見えない自分です。
 筋骨隆々で若々しく見えたとしても、内側が誘惑に負けやすく弱々しかったら
 それこそ憂うべきことです。内側が大切なのです。

 内なる人を聖霊によって、日々新たにされていきたいと願わずにはおれません。
 内なる人がイエスの命で生き生きと生きる時、そこに神の大きな力が働いて
 神の大いなるみわざが、自分自身を通してなされていくのです。

 【今日の聖書】
 だから、わたしたちは落胆しません。
 たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、
 わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。
 コリントの信徒への手紙二 4章16節


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